引越し時に必要な書類手続きのまとめ 処分や梱包の要点も紹介|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引越し時に必要な書類手続きのまとめ 処分や梱包の要点も紹介


最終更新日  2019年06月18日

会社員

引越しが決まったら、引越し業者の手配だけでなく書類上の手続きも必要です。解約や変更手続きを行うタイミングは手続きの種類によって異なるため、前もってよく計画しましょう。引越し時に変更が必要な、書類関係についての情報をまとめました。

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引越し時は手続きの計画が必要

引越しをするときは引越し業者の選定や賃貸物件の解約など、いろいろな手続きが必要です。面倒な手続きは後回しと考えてしまいがちですが、必要な書類を提出しないと、思わぬ罰則を受けることもあるので注意しましょう。

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月単位など期間の長い契約から始めよう

パソコンを操作する女性

必要な手続きはたくさんあるため、どれから始めたらいいのか迷ってしまいがちですが、手続きに時間がかかるものや、契約単位が大きなものから変更すると効率が良いです。

できるだけ早い段階でやっておいた方がいい手続きの種類を紹介します。

<早い段階でやっておきたい手続き>


  • ●固定電話・インターネット

  • ●駐車場

  • ●新聞購読

  • ●収入証明書



固定電話やインターネット


引越し先で固定電話を使用する場合は、大体2週間前までに手続きを行いましょう。引越しが多くなる春や秋は電話会社が混雑する場合もあるため、早めに手続きを行うことが大切です。

新居でインターネットやIP電話を使用する場合は、プロバイダーのインターネット移転と電話の手続きを同時進行で進めます。

インターネットは引越し先で引き続き、同じサービスを受けられるとは限りません。引越しが決まった段階で、現在のサービスを引き継げるか、解約して新規契約が必要になるのか、確認しましょう。



駐車場


現在住んでいる場所で駐車場を借りている場合は、契約書の確認が必須。契約内容によって解約告知の期日が異なるため、駐車場の契約内容を見直して間違いがないようにしたいものです。



新聞購読


新聞は、月単位や年単位での契約になっており、途中解約の対応は販売店により異なるので、事前に確認しておきましょう。もちろん、住所変更をすれば継続して購読することもできます。



収入証明書


収入証明書とは、所得証明書や課税証明書、源泉徴収票などのことを指します。所得を証明する書類は、銀行からお金を借り入れるときや、子どもを保育園に転入させる際などに必要になります。

所得証明書や課税証明書は、証明を受けたい年の1月1日に住民登録をしていた市区町村で交付してもらえますので、必要な場合は引越し前にもらっておきましょう。

引越し先の市区町村で発行してもらうことがおきた場合に、スムーズに証明書を発行してもらうためにも、間違いなく住所変更をしておくことも必要です。


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変更に週単位の時間がかかる契約も計画的に

荷物を受け取る

手続きを行ったからといって、即座に変更した内容が反映されるとは限りません。ある程度時間に余裕をもたせたスケジュールで手続きをしましょう。

引越しの1~2週間前から、計画的にやっておくべき手続きを紹介します。

<次にやっておきたい手続き>


  • ●転出届

  • ●郵送物の転送手続き

  • ●電気・ガス・水道などのライフライン

  • ●銀行や保険



転出届


転出届は、引越し先で転入届を出すために必要な手続きです。転出届が出ていないと転入届を出すことができないため、引越し前に済ませておきましょう。

転出入手続きの期限は、引越し後14日以内です。もし変更手続きを故意に行わなかった場合は5万円以下の罰金が発生する場合もあるため、注意しましょう。



郵送物の転送手続き


銀行やクレジット会社などから送られてくる重要な郵便物が、新居に間違いなく配達されるように、郵便局へ転居届を出して新住所へ転送してもらいます。

銀行やクレジット会社などで住所変更手続きを行っても、郵送物の発送タイミングによっては新住所が反映されない可能性もあるため、転居届を出しておくと安心です。

ただし、重要書類の種類によっては転送不要郵便で発送される場合もあり、転居届を出していても新住所へ転送されず、差出人に返送されるので注意が必要です。

また、この転送サービス有効期限は届出た日から1年間ということも、覚えておきましょう。



ライフライン


電気・ガス・水道といったライフラインは、引越し前に使用中止の手続きを行わなければなりません。手続きを怠ると、無駄に光熱費を支払うことになってしまいます。
引越しの日程が決まった時点で、契約会社に連絡しましょう。電話やインターネットで使用中止と引越し先での使用開始の申し込みができます。

引越し日はガス会社の担当者の立ち合いの下、引越し日までに使用した分を日割計算し、精算してもらうことになるため、遅くとも1週間前までには使用中止の申し込みをしましょう。また、開栓も立ち合いが必要なので、早めの申し込みをお忘れなく。



銀行や保険


銀行や保険会社と契約している住所を変更する手続きを行いましょう。住所を変更しなくても引き続き利用はできますが、重要な書類が届かないということがないように、忘れずに手続きをする必要があります。

郵便物の転送期限が切れて転送されず、前の住所に重要な書類が届いてしまうということがないように、早めに住所変更手続きをしましょう。


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引越し後に必要な手続き

書類を渡す男性

引越し前に必要な手続きをすべて頭に入れたら、次は引越し後に必要な手続きの内容も確認しましょう。あらかじめやるべきことが分かっていれば、スケジュールを立てやすいはずです。

<引越し後の書類手続き>


  • ●転入届

  • ●健康保険・年金

  • ●免許証・車庫証明



転入届


新居がある市区町村の役所へ行って転入届を出しましょう。旧住所地の役所で、転出届を出したときにもらった用紙を持参します。

新居に引越後、14日以内の手続きが必要です。転出届を出し忘れると、引越す前の市区町村に戻って手続きをしなければならないこともあるため、引越し前に転出届を出すことを忘れないようにしましょう。



健康保険・年金


国民健康保険や国民年金の加入者は、住所変更手続きを行います。転出届を出す際に、国民健康保険の資格喪失証明書の提出を求められる場合もあるため、必要な場合は手続きを行ってください。

新居で転入届を出す際に、今度は国民健康保険の資格取得届を出します。役所に何度も行くのは大変なので、一度にスムーズに変更ができるように、本人確認書類や印鑑を忘れずに持って行きましょう。

厚生年金に加入している場合は、会社が手続きを行ってくれます。会社に新しい住所を届け出ることを忘れないようにしましょう。



免許証・車庫証明


近くにある免許更新センターや警察署で、住所変更を行いましょう。変更の際は新しい住所の住民票が必要になるため、役所での変更手続きを済ませてから行きましょう。

旧住所のままでは身分証としての役割を果たせないため、早めに変更することが必要です。

また、自動車を所持している場合は車庫証明の住所変更も必要になります。運転免許証の住所変更と同時に行いましょう。


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引越し時に処分に困る書類は

書類をダンボールに詰める

引越しの際は不用品の処分に困る場面が多々出てきます。整理整頓を完璧に行っているという人以外は、不用品の処理方法についてあらかじめ考えておいた方がいいでしょう。

大型の家具や家電はリサイクルショップに引き取ってもらったり、粗大ゴミとして出したりできますが、意外に困るのが書類の処理です。不要な書類を処分するときの方法や注意点を紹介します。

重要書類の処理サービスを活用


個人情報が書かれた用紙を丸めてゴミに出すだけでは、個人情報の漏えいが心配です。個人情報を含むような内容の、廃棄したい書類がたくさんある場合は、機密書類をまとめて処理してくれるサービスを利用してもいいでしょう。

利用の際は機密保持を万全に行っている会社や、溶解処理をした証明書を発行してくれる会社を選ぶことをおすすめします。



重要でない書類の判断方法


引越しは不要な書類を処分するチャンスでもあります。家の奥にしまい込んでいるものをすべて出してチェックをすることができるため、不要な書類を見つけやすいでしょう。

あまりにたくさんの書類があって、不要なものか重要なものか判断できない場合は、一度すべての書類をジャンルごとに分けて整頓していきます。

その上で古い物や期限が切れているものなど、不要なものを除いていきましょう。いる・いらないの判断に迷った場合は、紙の形として保存しておくべきものかどうかをチェックすることがおすすめです。

クレジットカードやスマホの使用明細のように、ネットのサービスを利用すればペーパーレス化できるような情報は、あえて書類としてとっておく必要はありません。


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書類を梱包するときのポイント

引越しをする家族

引越しに必要な手続きと同時進行しなければならないのが、荷物の梱包です。

たとえ準備ができていなくても予定した時間に引越し業者が来て、どんどん荷物を運び出します。余裕をもって、引越しの1週間以上前から梱包を始めましょう。この記事では、書類を梱包するときのポイントを紹介します。

大切な書類は入れない


重要な契約書や身分証のような大切な書類は、書類ケースや鞄に入れて自分で運びましょう。

また、引越してすぐに使う予定の書類も、梱包しない方が無難です。引越しの荷物の中にまぎれてしまうと、探し出すのに時間がかかってしまいます。

重要書類が行方不明になってしまったという事態を防ぐためにも、自分の目が届く場所でしっかり管理しましょう。



書類を梱包する場合は小さい箱に


たくさんの書類を新居へ運ぶ必要があるときは、大きなダンボールに入れずに小さなダンボールに梱包しましょう。

分厚い辞書や電話帳を持ってみれば分かるように、たくさんの紙がまとまるとかなりの重量になります。せっかく梱包したにもかかわらず持ち上げられない、という状況を防ぐためにも小さな箱に分けて詰めるようにしましょう。


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まとめ

引越しの際に必要な書類は、案外たくさんありますが、手続き自体は簡単なものばかりです。

役所に直接行く必要がある場合を除き、電話やネットで手続きができる場合がほとんどです。まとめてすべての手続きを行おうとすると大変なので、数回にわけて手続きをするといいでしょう。

引越し時に必要な手続きをまとめたチェックシートをつくっておくと安心です。あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

写真:PIXTA

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