自分で引越しはできる? 荷造りのコツや大物を運ぶ際の注意点も紹介|引越し見積もり・比較【SUUMO】

自分で引越しはできる? 荷造りのコツや大物を運ぶ際の注意点も紹介


最終更新日  2019年09月26日

引越しの様子

引越し作業は業者に依頼するのが一般的です。しかし業者に頼らず自分ですべての作業を進めたい人もいるでしょう。自分で引越し作業をすべて行う場合の荷造りのコツや、大きな荷物を運ぶ時に注意すべきことなどを紹介します。

■目次
自分で引越しをするメリット
自分で引越しするときに準備するもの
自分で荷造りをするコツ
大物家具や家電を運ぶときのコツと注意点
引越し業者に依頼した方がよい場合
まとめ



見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

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自分で引越しをするメリット

荷造りする女性

引越し業者を頼らずに自力で引越す場合、どのようなメリットがあるのかをまずは見ていきましょう。

1、引越し代を安く抑えられる


一つのメリットは、引越し代を安く抑えられるという点です。引越し業者に依頼すると、荷物の量やオプションによって数万円から数十万円の費用がかかります。

引越しでは敷金・礼金をはじめとした契約費用や、インテリアなどの購入で多額の出費が予想されるでしょう。しかし自力で全ての作業を行えば引越し代を安く抑えた上で、別の部分にお金をかけることが可能になります。



2、自分のスケジュールで行動できる


3~4月は引越す人が多く、引越し業界の「繁忙期」。引越し業者はどこも予定がいっぱいになり、希望のスケジュールで引越すことが難しくなることもあります。

繁忙期を避けたとしても、100%自分の思いどおりのスケジュールとはならず、引越しのために仕事を休まなければならなくなる可能性もあります。

しかし業者を使わずに自分の力だけで引越しをする場合は、自分の都合でスケジュールを組み立てて自由に動くことが可能です。


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自分で引越しするときに準備するもの

運転する女性

自分で引越すと決めたら、準備しておくものがいくつかあります。どんなものが必要か、項目ごとに分けて見ていきましょう。

■必要なダンボールの数


荷物を入れるためのダンボールを確保しなければなりません。単身なら10~15枚、家族の場合は30~80枚程度のダンボールが必要になります。

調達方法としては、ホームセンターやインターネットで購入するという方法が一般的でしょう。荷物の種類や大きさに合わせて複数サイズを購入するのがポイントです。

近所のスーパーやコンビニで余っているダンボールをもらって出費を抑えるという方法もありますが、好みのサイズがなかったり、劣化して耐久性が低くなっていたりするというデメリットもあります。

割れものを保護するためのクッションの役割を果たす新聞紙なども用意しておきましょう。



■運搬車両の確保


冷蔵庫や寝具、タンスといった大型家具は自家用車では運べません。軽トラックなどの運搬車両を事前に確保しておく必要があります。

友人や知人から借りられない場合は、レンタカーを利用するとよいでしょう。レンタカーは車両の大きさやレンタルの時間で費用が変わってきますので、まずはレンタカー会社に問い合わせてみてください。



■運搬の手伝いを受けてくれる人の確保


荷物の運搬は1人で行うのは困難なため、当日に手伝ってくれる人員を確保しておきたいところ。友人や親戚などにあらかじめ声をかけておくことをおすすめします。

引越しはかなりの重労働です。手伝ってくれた人に対してまったくお礼をしないのでは、その後の人間関係に亀裂が入る可能性も……。多少の金額を包む、ご飯をごちそうするなど、何らかのお礼は用意しておくべきでしょう。


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家財を自分で荷造りするコツ

荷造りする女性

引越し当日までに必ずやっておかなければならないのが「荷造り」の作業です。荷造りをしないまま直接運搬しようとすると、持ち運びがしにくい上に運送中の揺れで傷ついたり破損したりします。

そのような事態を避けるためにも、当日までにしっかりと荷造りをしておきましょう。荷造りを自分で行う際に、少しでも負担を軽減するためのコツについて解説します。



■部屋ごとに分けて荷造りする


基本的には、部屋ごとに分けて荷造りをするようにしましょう。ダンボールの数を抑えたいからといって、いろいろな部屋の荷物をまとめようとすると引越し先で確認や整理に時間を取られてしまいます。

トイレ・キッチン・寝室・風呂場・玄関といったように部屋やブロックに分けて荷造りをすれば、開封後の配置も行いやすくなるでしょう。



■普段使わない物から梱包


普段使うものから先に荷造りしてしまうと、引越し当日までの生活に支障をきたします。まずは、普段あまり使わない物から梱包しましょう。

例えば、今の季節には着ない洋服や、こたつや扇風機などの季節品、シーズンから外れている服など、シーズンオフの荷物は引越し当日まで利用する機会がないはず。引越し準備の初期段階で梱包してしまいましょう。

また、数年以上も着ていない洋服や読む機会のない本、買い直す予定のある家具などは思い切って処分してしまいましょう。

引越しの荷物も少なくなりますし、引越し先で余計なスペースを取らなくてすみます。

それが終わったら、日常生活に支障の出ない物から順番に梱包をしていきます。引越し当日には、簡単な身の回りの物の梱包だけですむのが理想です。


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大物家具や家電を運ぶときのコツと注意点

家具を運搬する

大型の家具や家電は重量があるので、一歩間違えれば事故につながりかねません。事故を未然に防止してスムーズな引越しを行うために、大きな荷物を運ぶときのコツや注意点について解説します。

■組み立て家具は分解してまとめる


ハンガーラックなどの組み立て型の家具については、分解してまとめておきましょう。すぐにまた組み立てるので面倒に思うかもしれませんが、持ち運ぶ際の労力をかなり軽減できます。

運送スペースも抑えられるので、往復回数を減らせるかもしれません。

また大きすぎる家具は、部屋から出せない、引越し先の扉を通過できないといったことがよくありますので、当日になって慌てて分解することがないように、あらかじめ分解しておいた方が無難です。



■冷蔵庫と洗濯機は前日までに水抜きが必要


冷蔵庫や洗濯機は、中に水が残っている可能性があります。運送中に水漏れして他の荷物が濡れてしまうことがあるため、あらかじめ水抜きを行っておきましょう。

水抜きの方法についてはメーカーや製品タイプによって異なるため、説明書で確認してから行うようにしてください。

洗濯機であればホースやアースの取り外し、冷蔵庫は運搬中に扉が開かないようにテープで固定するといった準備もしておきましょう。


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引越し業者に依頼した方がよい場合

引越しの様子

どんなに効率的に進めようとしても、自力での作業には限界があります。思わぬ事故やトラブルを引き起こさないためにも、一定のラインを越えたら自力作業を諦めて業者に依頼することをおすすめします。

そのラインがどこにあるのかを詳しく確認していきましょう。



■マンションの管理規約で禁止されている


荷物を落としてガラスを破損してしまったり、階下に落として下にいる人にケガをさせてしまったりといったリスクを防ぐために、管理規約によって自力での引越しが禁止されている建物もあります。特にマンションでは規制しているところが多いようです。

また、仮にOKだった場合でもエレベーターを引越しだけで占有すると他の住人に迷惑がかかることから、あらかじめ利用を要請しておく必要があるケースもあります。

まずは、引越し先の建物に対して、自力での引越しが可能かどうか確認しましょう。



■大物家具・家電が多い


大物家具や家電は重量があり、持ち運ぶことを想定していない物も多くあります。特に、足下が見えない階段での運搬は非常に危険です。

足腰を痛めて、生活に支障をきたしてしまう場合もあります。大型の家電や家具が多い場合、業者に依頼した方が安全です。

大型の家具や家電のみの運搬を行ってくれるプランを提供している業者もあります。そうしたプランを利用すれば、全てを業者に任せるよりも低価格で安全に引越し作業を行えるでしょう。



■引越しを手伝ってくれる人がいない


冷蔵庫や寝具は、1人で運ぶのはほぼ不可能です。荷ほどきも、1人でやるとかなりの時間がかかってしまうでしょう。複数人で作業をしていれば、万が一何か事故が起こったときにもすぐに対処ができます。

プロでさえ、例えば駐車場がない場所で車を停めて搬出・搬入する場合、ほかの車の邪魔になった際に速やかに動かせるように待っている人、運ぶ人2名、といったように、3~4名で作業を行います。その点からも、引越し慣れしていない人が1人で引越し作業を行うのは、とても困難だと判断ができるでしょう。

最低でも、自分を含めて3人以上を当日に確保することが難しいのであれば、引越し業者を使うことを前提で動くことをおすすめします。



■自分で養生ができない場合


引越し業者は、住居を傷つけないように慎重に作業を行ってくれます。引越しになれていない人では、どうしてもその配慮が難しいでしょう。

新居に引越した当日から、床に擦り傷ができてしまったり、壁にへこみができたりといったことが起こると、気持ちが沈んでしまうもの。傷をつくった人が手伝ってくれている親戚や友人だった場合、その後の人間関係に影響するかもしれません。

また、自分の居室だけでなく、共用部で運搬中に傷をつけてしまうことも。専門の業者なら、エレベーターや廊下の角など、荷物がぶつかって傷のつきやすい場所にマットなどで養生をして作業をします。そのようなリスクを考えて業者に頼むのが無難といえます。


引越し用トラックのアイコン

まとめ

業者に頼らず自力で引越すことは可能です。費用がかなり抑えられますし、自分で自由にスケジュールを組んで動くことができます。

しかし、大型家具や家電が多い場合や人員が確保できない場合については、自力を諦めて業者に依頼した方が安心です。無理をして運搬をすると、ケガや器物の破損といった事故につながる可能性があります。

単純な費用だけではなく、リスクや作業時間といったトータルバランスから、自力で行うか業者に依頼するかを判断しましょう。


写真/PIXTA


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