引っ越しのときに出る粗大ゴミ、7つの処分方法のメリット・デメリット|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引っ越しのときに出る粗大ゴミ、7つの処分方法のメリット・デメリット


最終更新日  2020年06月23日

引越し時の粗大ごみ処分の方法とは。3種類の方法を紹介

引越しの荷物には引っ越し先に持って行くものと、持って行かずに処分するものがあります。可燃ゴミでしたら簡単に処分はできるのですが、粗大ゴミともなると処分に困りますよね。
価値のある粗大ゴミでしたら買い取ってもらう方法もあります。そこで今回は粗大ゴミの処分方法を7つ紹介しますので、ご自身にピッタリの処分方法を見つけてください。

■目次
粗大ゴミについて
粗大ゴミの7つの処分方法とメリット・デメリット
引っ越しのときに出る粗大ゴミはいつ処分するのがいい?
引っ越しまでに粗大ゴミの処分が間に合わなかったら?

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

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粗大ゴミについて

作業員が粗大ゴミを確認する様子

引っ越しのときに出るゴミの種類としては、生ゴミ、紙くずなどの「可燃ゴミ」、缶、ガラス、金属類などの「不燃ゴミ」、古紙、ペットボトルのキャップなどの「資源ゴミ」、そして家具や家電などの「粗大ゴミ」です。自治体によって種類や回収の仕方に違いがあるため、住んでいるところのルールに従って正しく処分する必要があります。

どのようなゴミが粗大ゴミにあたるの?

ゴミの中でも処分に困るのが「粗大ゴミ」。例えば東京23区の場合は、おおむね30センチ以上の大きいゴミを粗大ゴミと定義していますが、自治体によっても違ってくるので、住んでいる市区町村で確認してください。


家電リサイクル法に要注意! 粗大ゴミとして捨てられない4品目

テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(衣類乾燥機)、エアコンの4品目は、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に該当するため粗大ゴミとして処分できません。

処分の方法としては、

(1)同品目の製品を購入するときに、お店で引き取りを依頼する(引き取りのみも可)
(2)市区町村へ問い合わせる
(3)指定場所に持ち込む

といった3つの方法があります。処分に必要なリサイクル料金は、製造しているメーカーによっても違ってくるため、処分する前に確認しておきましょう。また、パソコンは資源有効利用促進法によって回収、リサイクルされていますので粗大ゴミとして処分できません。


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粗大ゴミの7つの処分方法とメリット・デメリット

ソファーを運ぶカップル

粗大ゴミの7つの処分方法のメリット、デメリットを確認しておきましょう。


  • 1. 自治体の粗大ゴミサービスを活用する方法

  • 2. 不用品回収業者に引き取ってもらう方法

  • 3. 引っ越し業者に引き取ってもらう方法

  • 4. ネットオークションで売る方法

  • 5. リサイクルショップに売る方法

  • 6. 買い取り専門店に売る方法

  • 7. 友人や知り合いにゆずる方法


1. 自治体の粗大ゴミサービスを活用する方法

メリット
・粗大ゴミに該当するものはすべて処分できる
・民間の回収業者や引越し業者よりも安く処分できる

デメリット
・引き取りの指定日時が決まっているため急ぎの場合は利用しにくい
・引き取り場所(玄関やマンションの1階など)まで自分で持って行く必要がある
・価値があるものでも買い取りではないためお金にはならない
・個数制限がある場合がある

粗大ゴミの出し方は自治体によって異なります。基本的には、インターネットなどで粗大ゴミの種類、引き取りの日を指定して予約をし、処分を依頼する市区町村にあるスーパーやコンビニで「粗大ごみ処理券」を購入し、粗大ゴミに貼り付けて、指定日時に指定場所まで持って行きます。

戸建ての場合は玄関や門の前、マンションなどの集合住宅の場合は指定されたスペース(大家さんや管理会社の方に確認)に置いておくことがほとんどです。
自分で運ばなければなりませんが、65歳以上の一人暮らしの方や、身体に障がいのある方の場合は、事前に伝えておけば運び出しもしてくれます。

粗大ゴミの処分料金は自治体によって異なりますが、参考までに東京都の場合の処分料金を紹介します。



粗大ゴミ処分料(東京都の場合)
ベッド400~2000円
ソファー800~2000円
テーブル400~1200円
イス400円
食器棚400~2800円
タンス400~2800円
自転車400~800円
扇風機400円
オーブンレンジ800円
カセットコンロ400円
照明器具400円
炊飯器400円
掃除機400円

2. 不用品回収業者に引き取ってもらう方法

メリット
・すぐに引き取ってもらえる
・価値のないものもすべて処分できる
・軽トラックにのせ放題というサービスもある

デメリット
・自治体で処分するよりも割高になる
・価値があるものでも買い取りではないためお金にはならない

不用品回収業者はゴミ処分のプロですので、部屋から処分したい粗大ゴミを迅速に運んで処分してくれます。自治体で処分するよりもサービスの幅が広がり融通も利きやすいですが、その分割高です。


3. 引っ越し業者に引き取ってもらう方法

メリット
・引っ越し当日に処分できるので事前準備が少なく済む

デメリット
・対応していない引っ越し業者もある
・自治体で処分するよりも割高になる



主な引っ越し業者の粗大ゴミ対応表
アーク引越センター家電リサイクル対象品のみ対応(FC店除く)
アリさんマークの引越社家電リサイクル対象品に加えて粗大ゴミも対応。不用品買取業者の紹介も可能

引っ越し業者によっては、引っ越し作業に徹するために粗大ゴミの処分は対応していないところもあります。家電リサイクル対象商品のみ対応や、処分だけではなく買い取りも行っているところもあります。


4. ネットオークションで売る方法

メリット
・買い取りに比べて高い値段で売れる可能性がある
・価値のないものだと思っていても高い値段で売れることがある

デメリット
・いつ売れるか分からない
・あまり大きいものは発送が難しい
・出品するのに手間がかかる
・トラブルになる可能性がある

粗大ゴミの処分は、ネットオークションが一番高く売れるかもしれません。ただし、いつ落札されるのか分からず、出品、発送などの手間もかかるため、引っ越すかなり前から出品するか、スタート金額を低くする、即決価格にするなど工夫が必要です。


5. リサイクルショップに売る方法

メリット
・近所にリサイクルショップがあれば好きなタイミングで直接持ち込める
・リサイクルショップによっては宅配買い取り、出張買い取りなどのサービスがある
・出張査定無料のところもある

デメリット
・価値のないものは買い取ってもらえない

出張サービスがあるリサイクルショップならば、持ち込むことなく大型家電や家具など気軽に買い取ってもらえます。査定してもらうときはできるだけキレイにしておくのがポイント。価値がないものも一緒にまとめて引き取ってもらえるのか確認したほうがいいでしょう。


6. 買い取り専門店に売る方法

メリット
・一括査定サービスを利用すれば、複数の店の買い取り価格を比較できる
・出張査定無料のところもある
・価値の高い家電や家具が適切に査定してもらえる

デメリット
・価値のないものは買い取ってもらえない

買い取り専門店では商品相場を把握しているため、適切な査定を期待できるでしょう。価値がありそうなものや、まだ新しい家電や家具の場合は査定してもらうと良いかもしれません。


7. 友人や知り合いにゆずる方法

メリット
・処分代がかからない

デメリット
・お金にならない
・自分か引き取り相手が家具を運ぶ必要がある
・すべてが処分できるとは限らない
・ゆずる相手が見つからないものは手元に残ってしまう

自分たちで運び出す必要があるため、大型家具や重いものは難しい場合もあります。また一個一個ゆずるのであれば手間も時間かかるため、引っ越す前から声をかけておきましょう。


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引越しのときに出る粗大ゴミはいつ処分するのがいい?

カレンダーのイメージ

粗大ゴミの処理は、引っ越し日から逆算して考えましょう。自治体に回収してもらう場合は、引っ越し日が決まった時点で予約状況を確認するのがおすすめです。地域や時期によっては、予約がとれるのが1カ月近く先になることも

リサイクルショップや買い取り専門業者に自分で持ち込む場合は、粗大ゴミとして出す家具・家電をもう使わなくなった時点でまとめて持っていくのがおすすめ。宅配や訪問買い取りをお願いするなら、引っ越し日の2週間前には問い合わせをしておきましょう。

ネットオークションを使ったり、知り合いにゆずったりする場合は、引き取り手が見つからなかった場合のことを考えて動きましょう。

引っ越し2カ月前からネットオークションに出し、1カ月前になっても売れなかったものは自治体の粗大ゴミ回収に切り替える、などといった計画を事前に立てましょう。


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引っ越しまでに粗大ゴミの処分が間に合わなかったら?

スケジュールのイメージ

粗大ゴミは簡単に処分できないため、どういう処分がいいのか早めに判断し、計画を立ててスケジュールを組む必要がります。それでも、引っ越し当日までに処分が間に合わないこともあるでしょう。

その場合には、以下の3つの方法があります。

処分が間に合わなかったときの対処法


  • ・引っ越し業者の不用品回収サービスを依頼する

  • ・不用品回収業者に引き取ってもらう

  • ・引っ越し先に持って行けるものだったら持って行く

不用品回収業者に頼んでも直前だと断られる場合や、料金が割高になることもあるので、間に合わないと気がついた時点で依頼するといいでしょう。

引っ越しのときに出る粗大ゴミの処分方法を7つ紹介しました。粗大ゴミと思っていたものが、意外と価値があって高値で買い取ってくれる場合もあるので、まずは処分するのかどうか、価値があるのかどうかを考えながら適切な方法で処分するといいですね。

画像:PIXTA


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