引越しの退去立ち会いの流れとは?
最終更新日 2019年04月26日
賃貸物件に住んでいる場合、引越しをする際には不動産会社の担当者による立ち会いが必要です。立ち会いは何のために行われ、引越しまでにどういった準備をしておくべきなのでしょうか。
引越しの退去立ち会いの流れなど、知っておきたいポイントをまとめました。

そもそも立ち会いはなぜ必要?

立会日までに準備すること

立会日当日の流れ
引越し当日は、まず引越し会社による荷物の運び出しを行い、ガスの閉栓に立ち会う必要があれば、同時間帯で手配しておきます。荷物の運び出しが終わったら室内の掃除をし、電気のブレーカーを落としましょう。
最後に、不動産会社の担当者の立ち会いのもと、室内のキズや設備機器等の破損の有無など、現況の確認をします。キズはもともとあったものか、入居後に新たにできたものか、その場で認識をすり合わせます。
契約書に引き渡し時の室内のキズなどの現況が書かれていたり、元々あったキズを入居の際に写真に収めている場合は話し合いがスムーズです。現況の確認が終わったら、その場で鍵を返却します。
一人で引越しを行う場合、新居での荷物の搬入に間に合わなくなるようなケースでは、退居立ち会いは引越し作業の翌日とすることもあります。

立ち会い後の流れ
不動産の担当者の退居立ち会いの後、敷金の精算の見積書が送付されてきます。室内のキズや設備機器等の破損のうち、借主負担となる修繕工事の項目や見積もり内容の確認をします。
内容に異議がない場合には、敷金の精算が行われ、後日敷金の残額が振り込まれ完了です。修繕工事の費用が敷金を上回る場合には、差額の支払いを求められます。
借主負担の工事内容に疑問がある場合には、不動産会社に連絡をして説明を求め、交渉をしましょう。話し合いで解決しない場合には、裁判となるケースもみられます。
退居立ち会いや敷金の精算をスムーズに済ませるためには、入居前にあった室内のキズ等を把握しておくことが大切です。
掲載: 2015年9月2日 写真: photo-ac
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