引っ越しカレンダーをつくろう! 引っ越し準備〜引越し完了まで逆算してバッチリ備える|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引っ越しカレンダーをつくろう! 引っ越し準備〜引越し完了まで逆算してバッチリ備える


最終更新日  2023年10月12日

手帳イメージ

引っ越しは、単に荷物をまとめて部屋から部屋へと移動するだけでなく、その前後でさまざまな手続き・手配が必要です。スムーズに進めるには、引っ越しの手順を分かりやすくまとめたカレンダーが欠かせません。

そこで今回は、引っ越し負担を減らすのに役立つ「引っ越し逆算カレンダー」をご紹介。どのタイミングで何に着手すればいいのかなど、引っ越しの段取りを組む際の参考にしてください。

■目次
【引っ越しカレンダーその1】新居決定〜引っ越し日程検討
【引っ越しカレンダーその2】引っ越し方法検討〜引っ越し前日
【引っ越しカレンダーその3】引っ越し当日
【引っ越しカレンダーその4】引っ越し後
まとめ

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

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【引っ越しカレンダーその1】新居決定〜引っ越し日程検討

引っ越しカレンダー

何となく引っ越し作業をしていると、荷造りや手続きが思うように進まず、予定が後ろ倒しに。結局、引っ越し日の直前にバタバタしてしまいがちです。

負担に感じてしまうことが多い引っ越しですが、きちんと段取りが組まれていれば、無理なく進めることができます。引っ越しを土曜にすると仮定し、逆算をして何をいつまでにやるべきかをカレンダーにまとめました。

新居が決まったら、できるだけ早く引っ越しの準備を始めます。引っ越しの30日前には、引っ越しの日程と引っ越しの方法を決めましょう。注意したい点は以下の通りです。

引っ越し日程を決めるポイント

引っ越しする時期や曜日、時間帯などによって引っ越し業者の混雑度合いが異なります。

とくに、新生活のスタートを機に引っ越しする人の数が増加する3月の後半は、引っ越し料金が割高になる傾向に。また、平日よりも休日、午後よりも午前の引っ越し料金が高くなることもあります。

引っ越し業者が提供する割引カレンダーをチェックしたり、引っ越しの時間帯を指定しない「フリー便」を活用したりすることで、引っ越し費用を節約することが可能です。

また、繁忙期でもなるべく早めに見積もりを取ったり、複数社から相見積もりを取れば、相場より安く費用を抑えられることも。

入学や卒業、就職、転職など、新生活のための引っ越しでない場合は、引っ越し料金が安い時期に引っ越しを検討するのもおすすめ。引越し見積もり料金が安いシーズンは、単身の場合は8月、11月、12月、ファミリーの場合は1月と11月です。急を要する引越しではない場合は、料金が安くなる時期に合わせて引っ越し先の物件を検討し、引っ越し日程を決めてみましょう。

引越し見積もり料金が一番安くなる時期については、こちらの記事をチェック

引越し費用も気になるところですが、日程を決める際は、お日柄にも気を配りたいという人も。とくに長く住むことになる家やマンション購入に伴う引っ越しの場合は、縁起の良い日を選びたいという場合は、より早く引越し日の検討が必要です。

例えば、身近な暦注として知られる「六曜」では、「大安」が引っ越しに最も適し、「仏滅」が最もふさわしくないといわれています。そのほかの六曜については以下の通り。

先勝:午後は凶とされているため、午前中はOK。
友引:お昼以外は吉の日。
先負:静かにしているのがよい日。午後は大吉の日。
赤口:正午のみよい日。そのほかは凶。

「六曜」のほかにも、「二十八宿」「九星」など、さまざまな暦注があり、「天赦日」や「一粒万倍日」といった開運日とされる日もあります。引っ越しの日程や時間帯を決める参考としてみてください。

入居日、退去日、引っ越し日の決め方に迷ったら、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
入居日と退去日はいつにすべき?賃貸物件の引越しの流れ



引っ越し方法を決めるポイント

引っ越しの日程が決まったら、次は引っ越しの方法です。主な引っ越しの方法として以下の3つが挙げられます。

・引っ越し業者に依頼する
・レンタカーを利用する
・マイカーを利用する

引っ越し業者に依頼する場合は、大型の家具や家電の搬出・輸送・搬入だけを依頼するプランのから、荷造りや荷ほどきを丸ごと依頼するプランまでさまざま。引っ越し業者に任せる作業の量に比例して料金は高くなります。なるべく複数社から見積もりを取り、比較検討をしながら相場感を掴むようにしましょう。

レンタカーやマイカーを利用する場合は、荷物の梱包や搬出入だけでなく、車の運転や手配すべてを自分で行うことになります。レンタカーやマイカーであれば、自分たちの予定に合わせて引っ越し日程が決められるというメリットがあります。一人暮らしなど荷物が少ない引っ越しの場合は、荷物の梱包や搬出の作業負担もそこまで大きくないので、レンタカーやマイカーを利用するのも良いでしょう。

引っ越し業者に依頼するほうが費用がかかると思われがちですが、手伝ってくれた友人へのお礼として飲食代を負担することになるなど、かえって高くつくこともあるようです。


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【引っ越しカレンダーその2】引っ越し方法検討〜引っ越し前日

カレンダーを手に持ち説明する女性

引っ越しの日程と方法が決まったら、引越し会社に見積もりを依頼します。引っ越し日の28日前を目安に行うのが理想的です(引っ越し繁忙期の場合は、2〜3カ月前)。

レンタカーやマイカーを利用して自力で引っ越しする場合も、同時期に車の手配や、人員の確保をしておくのがよいでしょう。

また、賃貸契約は1カ月前までに解約を申し出るのが一般的です。賃貸住宅に住んでいる場合は、管理会社への退去の意思表示も済ませます。

お子さまがいるご家庭なら、幼稚園や学校の転園・転校手続きもこの時期にしておきましょう。親子面談や必要書類の受け取り・提出など、意外に手続きが多いので、余裕をもった行動が必要です。

引っ越し業者に見積もりを依頼する際の注意点

引越し業者に依頼する場合は、電話やFAX、メールなどで見積もり依頼をしましょう。概算ではなく正確な見積もりをとりたい場合は、引っ越し業者が自宅を訪問して料金を見積もりする訪問見積もりを利用することもできます。

訪問見積もりをした方がよいのか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
訪問見積もりって必要なの? メリット・デメリット比べて検討しよう

業者によって、日ごとの引っ越し見積もり料金は異なります。見積もりは1社だけでなく、複数の業者に依頼して、比較検討するのがおすすめ。

複数の引っ越し業者に対して無料で一括見積もりができる一括見積もりサイトの利用が便利です。




不用品の処分

引っ越し業者もしくは車・人員が確保できたら、次は荷造りの準備です。まずは不用品の処分から。引っ越しの26日前までに、必要なものと不要なものを分類しましょう。

不用品は「捨てるもの」「売るもの」「譲るもの」に分けるのがおすすめです。粗大ゴミが出る場合は、自治体の受付センターに連絡を。捨てるのに費用がかかるものは、リサイクルショップなどを利用してもよいでしょう。

いずれの場合も、引っ越しの25日前をめどに手続きします。予約が埋まってしまうと、引っ越し先に不用品を持っていくことになるので、とくに引っ越し繁忙期は、早めの手配がおすすめです。

こちらの記事では、粗大ゴミや家電など、処分に手間がかかるものの処分方法をまとめています。
引越し前に終わらせたい! 不用品処分の方法をまとめて解説【整理収納アドバイザー監修】


梱包資材の用意

ダンボール箱など、引っ越しに欠かせない梱包資材を用意します。引っ越し業者からもらう場合も、近隣の店舗から調達する場合も、引っ越しの21日前には入手しておきたいところです。

引っ越しには、1人当たり約20個のダンボールが必要だといわれています。ダンボールは、大きさや強度がまちまちだと、荷造りしづらかったり破損したりすることも。

自前で調達してコストを抑えることも大切ですが、作業効率を上げるなら、大きさや強度が工夫された引っ越し業者のダンボールを利用するのがおすすめです。

荷造りを失敗しないような手順、方法をこちらの記事でまとめています。食器や書籍など荷物別の梱包のコツも紹介しているので、ぜひお役立てください。
失敗しない!引っ越しの荷造り手順、用意するもの、梱包の方法をご紹介


荷造りの開始

引っ越しの20日前ごろから、荷造りに着手します。この段階では、以下のようにすぐに使わないものを梱包していきましょう。

・オフシーズン衣類や靴をまとめる
・書籍や漫画を小さめのダンボールに詰める
・食器や調理器具を梱包する

洋服はシワにならないよう、大きめのダンボールを使うのがおすすめです。引っ越し業者によっては、衣類専用ボックスを提供してくれるケースもあるので、事前に確認しておくのがよいでしょう。

靴は靴箱に入れて紐で縛る程度でOK。すべての靴を靴箱に入れると荷物の量が多くなってしまうため、一部はダンボールにまとめて梱包してもよいでしょう。

書籍や漫画を詰め込みすぎると、ダンボールの移動が不便に。自分で動かせる程度の重さになるよう調整しましょう。底面はガムテープでしっかり補強してください。

瀬戸物や刃物は、新聞紙や気泡緩衝などを使って丁寧に包みます。壊れものは上下の振動に弱いので、ダンボールの中で動かないよう、緩衝材を詰めて固定しておくことも大切です。


新居のレイアウトを決める

荷造りを開始するまでに決めておきたいのが、新居のレイアウトです。ダンボールにナンバリングし、家具や家電の配置とともに部屋ごとにリスト化してあれば、引っ越しスタッフへの指示が簡単なだけでなく、荷ほどきもスムーズに行えます。


その他の届け出や手続き

引っ越しの18日前ごろから、その他の届け出や手続きにも取りかかります。引っ越しの8日前までに手続きを完了させておくと安心です。


役所で手続きすること

・転出届
・国民健康保険の資格喪失手続き
・印鑑登録の廃止手続き
・福祉、医療関係の手続き


ネットや電話などで手続きすること

・インターネットプロバイダの解約および契約
・電気、ガス、水道各社への届け出
・郵便物転送の手続き
・固定電話の手続き
・NHKの住所変更
・衛星放送やケーブルテレビなどの手続き


インターネットプロバイダの解約は、引っ越し後にも料金が発生しないよう、解約締め日に注意して手続きしたいもの。また、ガスは閉栓・開栓に係員の立会いが必要になることがあるため、早めに予約しておきましょう。

そのほか、新聞や牛乳などを含む定期的な配送サービスを利用している場合も手続きをお忘れなく。

引っ越し前後の手続きを効率的に漏れなくおこないたいという方は、ぜひこちらの記事をお役立てください。やるべきこと、いつまでにやるのか、必要書類は何なのかまでまとめました。
引っ越しの手続きでやっておくべきチェックリスト


すぐに使うものの梱包と清掃

すぐに使うものの荷造りは、引っ越しの7日前を目安に始めます。引っ越しの前後で着る予定の服は梱包せずに、簡単に開け閉めできるスーツケースなどに入れておくのが便利です。

財布や通帳、実印などの貴重品もダンボールには詰めず、常に身につけて手荷物として運ぶのがよいでしょう。

退去後に部屋をきれいにしておくと、敷金が多く戻ってくるといわれています。このころから清掃にも取りかかりましょう。食材を無駄にしないよう、献立にも気を配り始めたいところです。


生活家電の運搬準備

引っ越しの1日前には、冷蔵庫と洗濯機を運搬する準備を。冷蔵庫は中身を空にし、霜がついている場合は、きちんと溶かしておきましょう。

洗濯機は水抜きする必要があります。取扱説明書を見ながら操作してください。


ダンボールの数の確認

引っ越し前日までに、できるだけ多くのダンボールの梱包を終えておきましょう。引っ越し後に紛失していないかチェックできるよう、数も確認しておきます。


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【引っ越しカレンダーその3】引っ越し当日

引っ越しのイメージ

引っ越しの当日は、旧居と新居ともにやることが山積みです。立ち会いが必要なケースもありますから、計画通りに進められるよう、ゆとりをもって作業を進めましょう。

旧居での作業

引っ越しの当日、旧居でやるべきことは以下の通りです。

・仕上げの梱包作業
・引っ越しスタッフや友人らへの指示
・掃除
・電気、ガス、水道の供給停止
・部屋の明け渡し手続き

タオルや歯ブラシなど、当日まで使用する生活用品をダンボールに詰め、梱包を仕上げます。

引っ越しスタッフや友人らと当日の手順を確認し合います。運搬に注意してほしいものがある場合は、言葉で伝えるだけでなく、現物を見せておくと安心です。

荷物をすべて搬出し終わったら、部屋をきれいに掃除し、電気・ガス・水道の供給を停止します。

最後に忘れ物がないかチェックし、部屋を明け渡します。立会いが必要な場合は、停止作業や明け渡しができそうな時間を伝えておくとよいでしょう。


新居での作業

引っ越しの当日、新居でやるべきことは以下の通りです。

・ご近所への挨拶
・電気、ガス、水道の供給開始
・掃除
・引っ越しスタッフへの指示
・引っ越しスタッフへのチップや差し入れ
・搬入した荷物の確認と料金の精算
・荷ほどき

ご近所への挨拶を考えている場合は、18時ごろまでに済ませるのが適切とされます。時間が遅くなるようなら、翌日以降にまわすのがよいでしょう。

電気・ガス・水道の供給を開始し、部屋の隅や水まわり、収納などを簡単に掃除します。部屋に傷や汚れがないか確認し、気になる箇所を撮影しておくと、あとでトラブルになりません。

動かしづらい大型の家具や家電を搬入する際は、レイアウト図を分かりやすい場所に貼っておくと作業がスムーズです。

引っ越しスタッフに差し入れや心づけを渡してもよいでしょう。作業の邪魔にならないタイミングで行うことが大切です。

搬入が終わったら、家具や家電に破損がないか、ダンボールの数が足りているかなど、引っ越しスタッフ立会いのものでチェックします。

最低限の荷ほどきが終わったら、引っ越し当日の作業は終了です。


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【引越しカレンダーその4】引っ越し後

住民票異動届

引越し後も、さまざまな作業が必要になります。引越し翌日から2週間後をめどに済ませておきたい事柄は以下の通りです。

役所で手続きすること

・転入届
・マイナンバーの住所変更
・国民健康保険加入手続き
・国民年金住所変更
・印鑑登録
・福祉、医療関係の手続き
・運転免許の住所変更

原付自転車や二輪自動車、自動車などを所有している場合は、登録変更手続きや車庫証明申請手続き、自動車の登録変更なども必要です。

また、幼稚園や学校に通うお子さまがいる方は、転園・転校の手続き、犬を飼っている方は登録手続きもお忘れなく。

こちらの記事で、引越し前後の手続きについて、やるべきこと、いつまでにやるのか、必要書類は何なのかまでまとめました。ぜひお役立てください。
引っ越しの手続きでやっておくべきチェックリスト


ネットや電話などで手続きすること

・銀行口座の住所変更
・各種保険の住所変更
・携帯電話の住所変更手続き
・クレジットカードの住所変更
・会員サービスの住所変更


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まとめ

「引っ越しカレンダー」があれば、いつまでに何をすればよいかが一目瞭然。引っ越し完了日から逆算してスケジュールを細かく組むことで、引っ越し作業を滞りなく、またできるだけ負担に感じることなく進めることができます。計画的で無理のない引っ越しにお役立てください。

画像:PIXTA

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