ペットと引越しするコツ〈犬・猫編〉
最終更新日 2019年04月23日
ペットを飼っている人にとって、引越しの際にペットをどうやって運ぶかは大問題。ペットの引越しには、自家用車で一緒に乗せていく以外で、ペット輸送専門会社や、ペットの輸送も請け負う引越し会社を利用するなどの選択肢があります。
引越しの際のペットの輸送方法や引越し後の手続き、注意したい点などを知っておきましょう。

犬・猫はどうやって一緒に引越しするの?
犬や猫といったペットも大事な家族の一員。引越しすることになったら、できるだけ負担の少ない方法で運びたいものです。
ペット連れの引越しには、一緒に移動する方法と、引越し会社などにペットを運んでもらう方法があります。
このうち、ペットにとってストレスが少ないのは家族と一緒に移動すること。自家用車でペットも一緒に乗せて行くことができればベストです。
公共機関を利用する場合は、犬や猫は「手回り品」という扱いになります。キャリーケースの大きさは3辺の合計が90㎝程度までで総重量が10kg以内などの規定があるので、事前に必ず確認してください。
※遠距離の場合や自分で運ぶのが難しい場合は、ペット専門の引越し会社などを利用しましょう。飼い主の同乗やペットホテルを利用できるサービスもあり、全国に対応しています。
引越し会社によってはオプションでペットを輸送してくれるサービスもあります。専用車や航空機・トラックの併用など輸送方法はさまざまです。まずは見積もりの際に、ペットの輸送が可能か、どんな風に輸送するのか聞いてみましょう。

犬・猫との引越し後にするべきことは?
猫は引越しに伴う手続きはありませんが、犬は登録変更が必要です。
犬の飼い主には、犬の登録を行い鑑札を交付してもらうことと、毎年狂犬病の予防注射を受けさせることが法律で義務付けられています。
引越しで住所が変わった場合は、引越し先の市区町村で登録の変更をします。登録の変更手数料は無料で、手続きには犬の鑑札のほかに狂犬病予防注射の注射済票が必要になる場合もあります。
同じ市区町村のなかで引越しする場合も、犬の登録変更は必要です。転居届を出す際に一緒に手続きを済ませましょう。
転居先での近所へのあいさつ回りの際は、ペットも一緒に紹介しておくことをオススメします。あらかじめ伝えておくことでペットにかかわるトラブルを避けることもでき、オススメのお散歩コースや動物病院などの情報を教えてもらえることもあります。

ペットの引越しの注意点
犬や猫にとって引越しのストレスは相当なもの。引越しの準備段階から、かなりの負担になっていることを覚えておきましょう。
車で移動する場合は、長時間車に乗っていると車酔いを起こす犬・猫もいるため、獣医さんで酔い止めをもらっておくと安心です。
ペットの引越しは、引越し会社によってプランやサービスもさまざまです。移動距離やペットの性格なども考慮して、できるだけ負担にならない方法を選びましょう。移動中は長時間ケージに入っていることになるので、あらかじめケージに入る習慣をつけておくと安心です。
遠方への引越しでは飛行機を利用するケースが多くなりますが、ブルドッグなどの短頭種犬は預かってもらえない場合もあります。
また、指定より大きいサイズのケージを利用する大型犬は、貨物扱いになることも知っておきましょう。
掲載: 2015年10月21日 写真: PIXTA
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