夜に引越しするときの注意点 そもそも夜の引越しってOK?
最終更新日 2019年05月22日
仕事が忙しくて休みがとれない、家族の休みが合わないといった理由で、夜の引越しを希望する人がいます。引越しといえば、日中に作業を行うのが一般的ですが、夜の引越しはできるものでしょうか。
ここでは、夜の引越しならではの注意点についてまとめてみました。

そもそも引越し会社は夜の引越しも対応してくれる?
一般的な引越し会社では、午後便やフリー便の引越しのスタートが夕方にずれ込むことがあり、夕方便を扱っている会社もあります。
しかし、ほとんどが20時~21時までには新居への搬入までの作業が終わり、20時以降からスタートといった夜の引越しプランは、取り扱っていない会社が多いです。
ただし、夜の引越しを扱う専門の会社もなかにはあります。午後便や夕方便、フリー便が午前便に比べて割安になるのに対して、夜の引越しでは、午前便よりも割高になる傾向があります。
夜の引越しを専門に扱う会社であれば、なるべく静かに荷物を運び入れるなど、夜の引越しをトラブルなく終わらせるためのノウハウや注意点を熟知していることが期待できるでしょう。

これだけは知っておきたい! 夜に引越しするときの注意点
引越しを夜に行う場合、注意しておきたい点があります。
まず、新居の鍵は前日までに受け取っておきましょう。管理会社の営業時間との兼ね合いから、夜の引越しでは、当日に鍵を受け取ることが難しいケースが多くあります。事前に鍵の受け取り日を打ち合わせておきましょう。
また、忘れてはいけないのが、電力会社への電気の使用開始手続きです。電力会社への連絡を怠っていると、真っ暗な中での引越しとなりますので、作業が困難です。可能であれば、前日を電気の使用開始日とし、事前に電気が通っているか確認しておくようにしましょう。
照明器具もその場で取り付けられるように用意しておきたいもの。照明器具を取り付けるまでの灯りとして、懐中電灯があると何かと便利です。

円満な夜の引越しには近隣への挨拶が肝心
夜の引越しで忘れてはならないのが、近隣への挨拶です。
夜の引越しでは物音が響いてしまい、迷惑になりがちです。新居の近隣の方への挨拶はもちろんですが、積み込みが19時くらいまでに終わらない場合には、今の住まいの近隣の住戸にも挨拶に行っておきましょう。
集合住宅では、左右と下の階の住戸には必ず挨拶へ伺うべきです。さらにエレベーター前から荷物を運ぶ音も深夜では響くため、同じフロアの人、あるいは、エレベーターを挟んで同じ側にある住戸には挨拶に行っておいたほうが賢明です。
夜の引越しは非常識と受け取られがちですが、事前に菓子折りを持って伺い、夜しか引越しができない理由を説明することで理解を得られることもありますので、挨拶は必ず行っておきましょう。
掲載: 2015年11月18日 写真: photo-ac
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