初めてでも大丈夫! 引っ越し見積もりのやり方を解説|引越し見積もり・比較【SUUMO】

初めてでも大丈夫! 引っ越し見積もりのやり方を解説


最終更新日  2023年11月24日

初めてでも大丈夫! 引っ越し見積もりのやり方を解説

引越しに必要な、見積もり。「初めてで依頼の仕方ややることが分からない」「何から始めれば良いの?」と思う方も多いのではないでしょうか。引越し業者に見積もりを依頼する際に必要な、準備や依頼の手順、ポイント、スケジュールなど、基本的な流れをまとめました。

■目次
引越しの見積もりはなぜ必要? 当日は何するの? やり方は?
片付けがカギ! 引越しの見積もりを依頼する前に準備すること
半年前、1カ月前、1週間前? 引越しの見積もりは何日前までに依頼する?
一人暮らしや荷物が少ない人向け:引越し見積もりの取り方やポイントとは
ファミリーや荷物が多い人向け:引越し見積もりを安くするコツ
訪問見積もりのデメリットとその解決策

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

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引越しの見積もりはなぜ必要? 当日は何するの? やり方は?

業者と打ち合わせをする女性

引越しの見積もりには、まずネットでの一括見積もりを利用する人も多いでしょう。その後、気になる引越し業者に個別に依頼するのが、訪問での見積もりです。

そこで、引越しの訪問見積もりの目的や、どのような作業が発生するのかをまず押さえておきましょう。

引越しの訪問見積もりは何のためにするの?

引越し業者による訪問見積もりは、業者が引越しにかかる費用を算出するために必要な情報を得る目的で行われます。
ネットでの一括見積もりはあくまでも概算で、正確な荷物量がわからないため、余裕を持った見積もりになりがち。訪問見積もりでは担当者が実際の荷物の量を正確に把握してくれるため、最適なサイズのトラックが手配されることから、結果的に概算見積もりよりも安くなる可能性が高いのです。

訪問のほかに、電話やメール、zoomなどを使ったリモートでの見積もりを行う会社もありますが、こうしたオンラインでの見積もりは、実際に見なくてもある程度荷物量が把握しやすい単身者など荷物が少ない人向け。荷物の多い家族の引越しは、訪問見積もりが必須という会社も多いようです。

そんな訪問見積もりの時点で不確かな事柄があると、引越し当日に想定外の作業が発生する可能性を見込んで、少し高めの見積もりを算出されてしまうことも。こういった事態を避け、できるだけ正確な見積もりを算出してもらうために、引越しを依頼する側も準備が必要です。


引越しの見積もりはどんなことをするの?

引越しの訪問見積もりは、引越す前の住居に引越し業者を招いて行います。引越し業者は、主に以下のポイントを確認します。

・運び出す予定の荷物の内容、個数、サイズなどの確認
引越しの荷物の量から、当日手配するトラックのサイズや台数、引越しスタッフの人数、作業時間などを計算します。
もちろん、これらの数が多くなるほど見積もりの価格は高くなり、少なくなるほど価格は低くなります。

・住居周りの立地条件や住宅の間取り
引越し当日のトラックの停め場所、養生の範囲、運び出すルートを確認し、大きい荷物がある場合につり下げ作業が必要かなどをチェックします。

上記のポイントなどを確認した上で、引越し費用がいくらかかるか見積もりを出します。


訪問見積もりの手順は?

引越し業者が見積もりを算出する手順は、会社によって若干変わるものの、一般的には以下の手順になるといえます。


  • 挨拶
  • 荷物の量の確認
  • 引越しの日程と作業内容の確認・説明
  • 希望のスケジュールで作業員を配置できるか確認
  • 「標準引越運送約款」の確認
  • 引越し会社に内容を確認
  • 見積もりの提示
  • ダンボールの受け渡し(無料)※当日契約した場合

引越し見積もりの流れや所要時間については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
引越しの訪問見積もり、どれくらい時間がかかるの?


訪問見積もりは1社のみ?何社かに依頼した方がいいの?

引越しの訪問見積もりは、複数の会社に相見積もりを依頼するのが鉄則です。もしも一社からしか見積もりを取らないと、競争相手がいないため、安くしようという努力をしてもらいにくくなります。価格やサービス内容を比較検討し、また他社の見積もり金額を見せることで、価格が下がったり特典やサービスをつけてもらえたりすることが期待できます。

相見積もりについては、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
引越し見積もりを複数の業者から同時にとるには?安くて優良な引っ越し会社を見つける方法を紹介


引越し用トラックのアイコン

片付けがカギ! 引越しの見積もりを依頼する前に準備すること

衣類をたたむ女性

新居と引っ越しの日を決めたら、さっそく引越しの見積もりを申し込みましょう。
業者と相談して見積もりの日が決まったら、以下のポイントを中心に準備を開始します。

  • 業者にどこまで作業を依頼するか決める
  • 自分で梱包するものと業者に依頼するものを決める
  • 運搬にあたって注意が必要な荷物があれば、別料金になる可能性があるので事前にリスト化する
  • 不用品の処分方法を決める
  • 引っ越しの予算を決める
  • 部屋の片付けをする
  • 見られたくないものは先にダンボールへ詰めておくか、バスルームに置いておく
  • 新居の情報を用意する

1. 業者にどこまで作業を依頼するか決める

「引越しに関することなら、引越し業者に頼めば、何でもやってもらえる」と思っている方もいるかもしれません。

確かに、お願いすればある程度は対応してもらえますが、基本的な荷物の搬送以外はオプションとなり、追加料金がかかる可能性があります。

「引越し前後に時間がないため、梱包や新居での荷ほどきを手伝ってもらいたい」、「自動車やペットも運んでもらいたい」「機械に弱いから、テレビの配線や洗濯機の取り付けをお願いしたい」など、希望があれば見積もり時に必ず伝えておくようにしましょう。


2. 自分で梱包するものと業者に依頼するものを決める

梱包は自分でやるのが安上がりです。精密機器や割れ物など、自分で梱包するのが心配という場合は、見積もり時に梱包を依頼しておきましょう。


3. 運搬にあたって注意が必要な荷物があれば、別料金になる可能性があるので事前にリスト化する

国土交通省が定めた「標準引越運送約款」に従い、犬や猫、熱帯魚などのペットや、観葉植物、自動車、オートバイ、ピアノ、美術品など、運搬に特殊な管理が必要と判断された場合は、別料金が発生したり、運搬が断られたりする事があります。

引越し業者が専門の輸送業者を紹介してくれることもあるので、ペットや熱帯魚、観葉植物など注意が必要な荷物は事前にリスト化し、見積もり時に相談してみましょう。見積もりの算出がスムーズになるかもしれません。


4. 不用品の処分方法を決める

引越しを機に、断捨離や家具の買い替えなどで不用品が発生してしまうこともあるでしょう。その際に出た不用品を、粗大ごみとして出すか、引越し業者に処分を有料で依頼するか決めておきます。
タイミングが合えば、不用品回収業者にお願いするのもいいかもしれません。


5. 引越しの予算を決める

一人暮らしや家族など、事前に引越しの相場を検索し、予算を決めておくことも大切。予算は、見積もり時、値段交渉のひとつの目安にもなります。

せっかく引越し業者が即決の格安価格を提示してきても、予算が決まってないために見送らざるをえない……という事態は、避けたいものです。


6. 部屋の片付けをする

この片付けが、見積もりを安く抑えるコツでもあるのです。

運ぶ荷物の量が少なければ少ないほど引越し料金は安くなるため、処分するものは目印などをつけ、分かりやすくまとめておくのもテクニックのひとつ。といっても、事前にダンボールを手配して梱包を進めておく必要はありません。

引越し業者は、家の中を見れば、荷物はだいたいダンボール何個分か、トラックのサイズはどれくらいが最適かを判断します。しかし、整理整頓されていない雑多な状態を見た引っ越し業者は、「当日、今よりも荷物や作業が増える可能性がある」と判断し、見積もりが高くなる可能性があります。

そのため、要は、引越し業者が「どれくらいの荷物を運ぶことになるのか」を算出しやすいように整理整頓をし、処分する予定のものは分けておきましょう。


7. 見られたくないものは先にダンボールへ詰めておく

引越し業者は、荷物の量を正確に把握するため、クローゼットや物入れの中まで確認することもあります。見られたくないものは、あらかじめ衣装ケースやダンボールなどに入れておくか、一時的にバスルームに移動させておくといいでしょう。トイレやバスルームは荷物量のチェックに関係がないので、見られることはまずありません。


8. 新居の情報を用意する

新居までの移動距離や建物の状況によって、スタッフの人数やトラックの大きさが決まります。住所だけでなく、間取りや階数、エレベーターの有無、建物周辺の立地条件や道路状況は説明できるようにしておきましょう。実際にトラックが停められるかどうかは、引越し業者がマップなどを見て判断できるので、道幅まで測っておく必要はありません。ですが、周辺の状況で気になるポイントなどがあれば、このタイミングで伝えておくといいでしょう。

ちなみに、担当者にお茶など飲み物を出した方がいいのか、悩む人もいるでしょう。訪問見積もりは営業活動のひとつなので、気を利かせて飲み物を出す必要はありません。もし出したいという場合は、見積もり書を書くためテーブルにつくタイミングで、小さめのペットボトルのお茶や水を渡すとスマートです。


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半年前、1カ月前、1週間前? 引越しの見積もりは何日前までに依頼する?

カレンダーのイメージ

引越しの繁忙期は、新生活が始まる3月~4月と、転勤が多くなる9月~10月といえます。このシーズンに引越しをしたいなら、引越し希望日の3カ月前~2カ月前に、引越し業者に見積もりを依頼するといいでしょう。引越し業者のトラック数には限りがあり、この時期は早くから予約が埋まりやすいからです。

賃貸住居の場合、解約予告期間が1カ月となっていることが一般的です。繁忙期以外のオフシーズンでも、最低1カ月前には見積もり依頼をスタートするようにしましょう。
時期によっては3週間前や2週間前でも滑り込めることもありますが、少しでもお得に引越すなら早めの依頼が確実です。

複数の業者に相見積もりを取るときにも、早め早めに動いておくと安心。例えば3社から見積もりを取る場合、1社目を午前中、2社目と3社目を午後と、1日でスケジュールを組むことができればスムーズです。

引越しの見積もりは必ず立会人が必要になります。もちろん引越しをする本人が立ち会うのが一番ですが、やむを得ず見積もり当日に自分が在宅できないときは、家族や信頼できる友人などに代理を依頼するといいでしょう。

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一人暮らしや荷物が少ない人向け:引越し見積もりの取り方やポイントとは

引っ越しする女性

一人暮らしや荷物が少ない場合

必ずしも訪問見積もりを依頼する必要はありません。
事前に荷物の量がダンボール何箱分くらいかを把握できていれば、「単身向けパック(単身パック)」などのサービスを利用し、インターネットや電話だけで引越し依頼をすることが可能です。

一般的に単身向けパック(単身パック)とは、指定のコンテナボックスに入るだけ荷物を詰め込めるもの。「高さ170cm×横100cm×奥行き100cm程度」の大きさが主流ですが、さらに小さなコンテナボックスで、リーズナブルなプランを用意している業者もあります。コンテナボックスに詰める荷物だけを運ぶので、あらかじめ料金が決まっているのも特徴です。
また、荷物が極端に少ない方は、宅配便の利用を検討してもいいでしょう。


一人暮らしでもそこそこ荷物がある場合

通常の引越しと同様、訪問見積もりで料金が決まる「単身向けプラン(単身プラン)」を選ぶと良いでしょう。
訪問見積もりが予算をオーバーした際は、思い切って荷物を整理し不用品を捨てることで、単身パックに見合う量まで減らすのも手です。

単身向けパック(単身パック)と単身向けプラン(単身プラン)については、こちらの記事をぜひ参考に。
単身の引っ越し料金の相場は? 費用を抑えて安くお得に引越しするヒント、ポイントも紹介!


引越し用トラックのアイコン

ファミリーや荷物が多い人向け:引越し見積もりを安くするコツ

家族のイメージ写真

不用品は処分し、最低限の荷物に絞ることはもちろん、テレビやパソコンの精密機器や大型の楽器、美術品などの特殊なものを除き、梱包はなるべく自分たちで行うことで、引越しの見積もりを安く抑えることができます。

また、需要が集中する条件を避けることも、引越し費用を抑えるコツ。なるべく引越しシーズンや、依頼が多い土日祝日・午前中を避けることで、引越し業者のスケジュールを押さえやすくなり、値段交渉もしやすくなる可能性があります。

このほか、引越しをお得に済ませるコツは、こちらの記事を参考に。
引越しをお得に済ませるには?費用を安くするコツをチェック

引越し用トラックのアイコン

訪問見積もりのデメリットとその解決策

チェックする男性スタッフ

事前に業者に荷物を確認してもらうことで、正確な見積もりが取れ、値段交渉もできる訪問見積もり。ですが、人によってはデメリットを感じることも。
想定できるデメリットと、その解決策をご紹介します。

・知らない人を自宅に入れるのがイヤ!
自宅はプライベートな空間。特に一人暮らしの方のなかには、知らない人を自宅に入れたくないという方もいるでしょう。その場合、家族や友人などに付き添ってもらい、自分が安心できる状況にしておくと良いかもしれません。
もしくは、割高になる可能性もありますが、ネットで見積もりを依頼してもいいでしょう。

・その場で冷静に決断できるか不安
いざ契約を結ぶ際、「自分が正しい決断ができるか不安……」という方もいるでしょう。
原則として、その場で返事をするのではなく、数社の見積もり額やサービスを比較検討してから後日返事をするようにしましょう。「他社さんにも見積もりを取っているので、1日だけ待ってほしい」などと伝えればOKです。
また、家族や友人など信頼できる人に立ち会ってもらい、第三者の視点からアドバイスをもらうようにしてみると、安心できるかもしれません。

・直接断りにくい……。
訪問見積もりをしてもらったものの、「予算とかけ離れすぎていて断るしかない」「相見積もりを取ったから、何社か断らないといけない」というケースもあります。基本的には、返事を催促する電話がかかってきた際に断わるといいでしょう。ただ、理由を聞かれて気まずい思いをするかもしれません。そんなときは、営業所や営業担当者宛てではなく、本社の代表電話にこちらからかけるのがおすすめ。受付担当者がマニュアルに応じてスムーズに手続きしてくれるはずです。
メールで断りの連絡を入れる場合は、確認の手間を省くため、見積もり日時と名前、連絡先を書いておくことを忘れずに。

せっかく来てもらったのに断るというのは、なんとなく気まずいものですが、引越してしまえば、今後また同じ担当者に会うということはなかなかないと思われます。
相手にとっても仕事のうちですし、ご縁がなかったと割り切って断りましょう。

引越しの費用は、誰だってなるべく安く抑えたいもの。訪問見積もりを依頼する会社は、ネットでの一括見積もりの中から選ぶといいでしょう。価格やサービスを比較し、口コミをチェックしたうえで、3〜4社に依頼するのがおすすめです。
訪問見積もりにあたっては、いつまでに何を準備しなければいけないのか把握し、引越し業者にどこまで作業をお願いするかをしっかり決めておく必要があります。事前にやるべきポイントを把握して、納得できる引越しを実現しましょう。

画像: PIXTA


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