引っ越し作業を少しでも楽にしたい! 梱包と荷ほどきのコツ
新居での生活は楽しみだけど、荷物の梱包や荷ほどきはとても大変。特に、会社勤めをしていたり、学校へ通っていたりすると、なかなか荷造りの時間を取るのは難しいものです。
少しでも楽に引っ越しをするためには、どの点に気をつけて作業したらよいのでしょうか?効率よく作業を進めるために、ぜひとも知っておきたい、梱包と荷ほどきのコツを紹介します。
■目次
・【準備編】引っ越し前にすべき作業とは?
・【作業編】荷造りをするときのコツは?
・【荷ほどき編】手際よく荷ほどきするコツは?
・どうしても荷造りが終わらない! そんなときは業者に依頼するのも手

【準備編】引っ越し前にすべき作業とは?
いざ、荷造りを始める前に、気をつけておきたいポイントがあります。まずはこれらの点に注意して、荷造りの準備をしましょう。
1:遅くとも引っ越しの1カ月前に荷造りを始める
会社勤めをしていたり、学校へ通っていたりすると、なかなかまとめて荷造りをする時間が取れません。毎日少しずつでも準備を進めることが、上手に引っ越し作業を進めるコツ。遅くとも、引越しの1カ月前には準備にとりかかりましょう。
2:荷造りに使う資材を準備する
次に、荷物を梱包するための道具を集めます。具体的には、以下のものをそろえることをおすすめします。
・ダンボール箱
厚手で、重いものを入れても底が抜けない丈夫なダンボール箱を準備しましょう。荷物の中身に応じて使い分けられるよう、大小用意します。スーパーマーケットやドラッグストアなどで、無料でもらえることもあります
・エアーキャップ(プチプチ)
食品などの壊れ物を守ります。エアーキャップが用意できない場合は新聞やタオルでも代用可能です。
・タオルや古布
家具や家電などが、運搬中に傷がつかないように保護します。家具の保護は、引っ越し業者にお願いすることもできます。
・ガムテープ
ダンボール箱を閉じるために使用します。
・油性ペン
ダンボール箱に中身を記述します。荷ほどきするときに分かるようにしておきましょう。
・ビニール紐
雑誌類や書籍などをまとめて縛ります。
3:不要なものを処分して、新居に持っていくものだけを選り分ける
引っ越しは断捨離の良いタイミング。新居へ持っていくものと、不要なものを選別しましょう。選別するときは、大きな家具から検討するのがおすすめです。大きな家具の方が、粗大ごみの回収予約などで時間がかかってしまうからです。
4:粗大ゴミや不用品を処分する
公共機関の粗大ゴミ・不用品回収サービスを利用する場合は、自治体が指定するリサイクルセンターに回収を依頼します。得に年末年始は多くの人が粗大ゴミを処分し、回収の予約がとりづらくなるため、お早めに。

【作業編】荷造りをするときのコツは?
実際、荷造りをするときには、どのようなコツがあるのでしょうか。具体的な作業の流れと注意点をまとめました。
1:使う予定がないものから荷造りをする
シーズンオフの洋服や買い置きしている洗剤など、新居へ引っ越すまで使う予定のない荷物からダンボール箱へ詰めていきます。
その際、「リビング」「キッチン」「寝室」など、引越し後に運ぶ部屋ごとにダンボール箱を分けておきます。
2:ダンボール箱にラベルを貼り、中身を管理する
ダンボール箱に詰めたら箱にラベルを貼り、中身が分かるようにしておきましょう。ラベルには「リビング」「キッチン」など、どの部屋へ運べばいいか分かるように書きます。
割れ物が入っている場合なども、その旨を分かりやすく書いておくと運ぶときに配慮してもらえます。
3:「すぐに使うもの」や「大事なもの」はひとつの箱にまとめる
新居ですぐに使うものや、書類関係などの大事なものはひとつの箱にまとめ、行方不明にならないようにしておきます。量が少なかったり、新居まで車で移動する場合は、すぐ使うものを手荷物にするのもありです。

【荷ほどき編】手際よく荷ほどきするコツは?
新居へ荷物を運び終わったら、最後の作業は荷ほどき。引っ越し疲れで、ダンボール箱を開けるのが後回しになってしまうと、そのままズルズルと作業が長引くことも……。できるだけ早くダンボール箱を開梱し、スムーズに新生活をスタートしましょう。
1:最初に大型家具を配置する
ダンボール箱を部屋へ運び込む前に、まずはソファやベッドなど大型家具を配置して、生活スペースを確保します。荷物を荷ほどきしたあとだと、位置を調整するのが難しくなるため、大型家具の配置は最初に行うのがおすすめです。
2:ダンボール箱を各部屋へ運ぶ
ダンボール箱に記載された通り、指定の部屋へ荷物を運びます。奥の部屋のものから運ぶとスムーズです。
3:すぐに使うものから荷物を開ける
すぐに着る洋服や、すぐに読む書籍など、いま、必要なものからダンボール箱を開梱します。一通り終わったら、次のシーズンまで着ない洋服や、めったに使わないスーツケースなどを片付けます。
4:ダンボール箱を処分する
自治体で定められているルールに従って、ダンボール箱を処分。古紙回収業者へ引き渡してもよいでしょう。引越し業者の方で回収してくれるサービスもあります。
引越し後にいらない大量のダンボール箱! どうやって処分する?

どうしても荷造りが終わらない! そんなときは業者に依頼するのも手
引っ越しの荷造りや梱包は、コツと手順さえ覚えれば効率よく進められます。とはいえ、出張が続いたり、仕事が多忙だったりすると、荷物をまとめたり、荷ほどきしたりする時間をとるのは難しいかもしれません。
そんなときは、引っ越し業者のオプションサービスを利用してもよいでしょう。引っ越し業者によっては、次のようなサービスを用意しているところもあります。
荷造り
ダンボール箱への箱詰め作業を引っ越し業者が行ってくれる。
家具の梱包
引っ越しの運搬中、大型家具や家電が傷つかないように梱包してくれる。
荷ほどき、片付け
ダンボール箱に詰めていた衣類や雑貨などを取り出し、片付けを行う。使い終わったダンボール箱はその場で引き取ってもらうこともできる。
必要に応じて、「荷造りだけ手伝ってほしい」「荷造りは自分でやるので、荷ほどきと片付けをお願いしたい」など選択できることも。困ったら、引っ越し業者に相談してみても良いかもしれません。
引っ越しを楽にするために必要なのは、事前にきちんと段取りをすることです。準備期間に想定外のイベントがあり、当初の予定よりスケジュールがずれ込むこともあるかもしれません。そうした不測の事態も見越して、引っ越しが決まったら早めに準備を始めましょう。
画像:PIXTA
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