引越し会社編
最終更新日 2020年10月16日
快適な引越しを実現させるための、重要なポイントとなるのが会社選び。「そもそもプロに依頼する必要があるの?」といった基本的なことから会社の選び方まで、みんなが抱きがちな疑問にお答えします。
そもそも引越し会社に頼むメリットは?
最大のメリットは、引越しにかかる時間を大幅に節約できること。プランによっては、段ボールの手配から梱包までを任せてしまうことも可能だ。
面倒な荷物の運び出しも、その道のプロの手にかかれば数時間で完了。自分たちの手間を極力減らすことができ、スムーズな引越しを実現してくれるのが一番の魅力と言えるだろう。
また、壁に布を張ったりクッション材を用いたりといった、大きな荷物を運ぶ際のケアも万全。自分たちで荷物を運ぶ場合とくらべて、住まいへの傷や荷物破損のリスクを減らすことができるのもポイントだ。
引越し作業中の傷や破損、紛失に対してある程度の補償が受けられるケースが多いので、万が一のときでも安心!
引越し会社への上手な見積もりのとり方は?
引越しを会社に頼むことに決めたら、次に必要となるのが見積もりだ。後悔しないためにも、見積もりは必ず複数の会社に依頼すること。一度にたくさんの会社に頼める、インターネットの「一括見積もりサイト」を利用すれば、簡単に複数の会社から見積もりが入手できる。
ただし、一括見積もり請求をした際に届くのは概算見積もり。おおまかなものであって確定金額ではないので、注意が必要だ。
各社の概算見積もりから候補を絞り込んだら、自宅で訪問見積もりを行ってもらう。比較検討するために、ここでも複数の会社に依頼するのが鉄則だ。
また見積もりを依頼する際は、引越し時期や新居の住所、間取り、家具や家電製品の数などを事前に確認しておこう。
引越し会社を選ぶ際に、料金以外にチェックすべきポイントは?
複数の会社に見積もりを依頼して、値段を比較するのは重要。けれども、値段だけで会社を決めてしまうのは危険だ。
一概に言えないものの、値段の違いはサービスの違いによるところが大きい。当日の作業員は何人か、段ボールなどの資材は含まれているのか、事前の梱包や当日の大型家具の設置までやってもらえるのかなどまでしっかりチェックしよう。
また、荷物の破損や紛失に遭った場合の補償内容によっても金額は変わってくることに。補償条件はどうなっているのかも、事前に確認しておくことが大切だ。
安いからといってすぐに契約するのではなく、料金とサービス内容を比較しながら自分に合った会社を選ぶようにしよう。
高い割引率をウリにしている会社には、注意が必要。というのも、最初の金額を相場より高く設定している場合が少なくないからだ。
内金や手付金を要求する会社も危険。国土交通省の「標準引越運送約款」では、内金や手付金は請求できないことになっている。
また、トラックのナンバープレートの色もチェックしよう。引越し会社のトラックは、緑ナンバーか黒ナンバーが基本。黄色ナンバーや白ナンバーの場合は、陸運支局で許可を取っていない会社の場合も。
ただ繁忙期に限り、陸運支局の許可を得ていれば白ナンバーのトラックの使用が可能なので、その場合は許可証を所持しているか確認しよう。
掲載: 2013年4月1日
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