赤ちゃんと引っ越したときの予防接種や医療証などの手続き、かかりつけ医の見つけ方
最終更新日 2024年08月05日
初めて赤ちゃんと一緒に引越しをする場合、気になるのが予防接種。引っ越しをすると、予防接種の途中で病院を変えることになりますが、この場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。
保育所(園)の転園、児童手当の手続き、かかりつけ医の見つけ方など、赤ちゃんと一緒に引っ越しをする人が知っておきたい情報を合わせて紹介します。
■目次
・予防接種の途中で引っ越し! 改めて仕組みを確認しておこう
・予防接種の途中で転居! 役所で必要な手続きは?
・予防接種のスケジュールを立て直そう
・赤ちゃんの健康を守るために! かかりつけ医の見つけ方

予防接種の途中で引っ越し! 改めて仕組みを確認しておこう
日本の赤ちゃんが1歳前に接種する主なワクチンは6~7種類あります。そのうち、何回か接種するワクチンもあり、接種回数だけ考えれば15回以上。
さらに、生ワクチン接種後は、4週間あけなければ次のワクチンが接種できないと言われています。しかも、それぞれのワクチンによって、接種する年齢や回数などが違うため、効率よく、かつ、できるだけベストなタイミングで予防接種を受けるためには、しっかりスケジュールを立てておくことが必要です。
すでに何度かワクチンを受けさせている場合でも、ここで改めて、予防接種のスケジュールを確認しておきましょう。
予防接種は生後2カ月から受けることができ、1歳未満のうちに受けなければならない予防接種が多いです。「どの予防接種を、すでに何回受けたか」ということを、きちんと把握しておくことが大切。「これから引っ越しをする」という場合は、予防接種の履歴を改めて確認しておきましょう。

予防接種の途中で転居! 役所で必要な手続きは?
それでは、予防接種の途中で引っ越しをすることになった場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。
予防接種を受ける場合は、役所から送られてくる予防接種予診票が必要になります。そのため、引っ越しが決まったら、まず新居のある市区町村の役所に電話をかけて、その自治体の予防接種予診票について確認しましょう。
定期の予防接種は、役所が定める期間内に受ければ無料になりますが、その場合、これまで旧居で使っていた予防接種予診票は使うことができず、新たに新居がある地域の自治体が発行する予防接種予診票を入手しなければなりません。
予防接種予診票新たに受け取るには、役所の健康課や保健センターに母子手帳と印鑑を提出して申請することが必要。その場で発行してもらえたり、後日郵送してもらえたりします。
自治体によって必要書類や申請方法が異なるので、事前に電話で確認しておくと良いでしょう。
予防接種以外にも、赤ちゃんがいるならこれもチェック
予防接種問診票の申請のため、せっかく役所へ出かけたなら、ついでに以下のことも確認しておくと良いでしょう。
●小児医療証の再発行
多くの自治体で小児医療費助成の制度があり、医療費免除の小児医療証が発行されます。
通常は出産後、役所で手続きをすると小児医療証が発行されますが、これらは市区町村ごとに発行されているため、異なる自治体へ転居する際には、新しく発行してもらう必要があります。
引っ越しをする際はまず、旧居のある市区町村の役所に医療証を返納し、新居の役所で新たに小児医療証をつくってもらいましょう。新たに発行してもらうには、印鑑と子どもの健康保険証が必要です。
●乳幼児検診申請
健康状態を確認するための乳幼児検診の手続きです。
乳幼児の年齢の区分は自治体によって異なりますが、「生後3~6カ月」「生後8~10カ月」「1歳6カ月」「3歳」の4回、行われるのが一般的です。
保健センターなどで受ける集団検診と医療機関で受ける個別検診があり、どちらを実施しているか自治体によって異なるため、役所に確認してみましょう。
●児童手当
自治体から支給される児童手当は、引っ越しに伴う手続きを怠ると、新居で受給できなくなってしまいます。転出予定日から15日以内に、新居のある市区町村の役所の児童手当担当課などへ連絡し、忘れずに手続きしましょう。その際、下記の書類が必要になります。
<同じ市区町村内で引っ越しする場合>
児童手当の受給元は変わらないので、市区町村の役所に『住所変更届』を提出すればOK。
<異なる市区町村への引っ越しする場合>
『児童手当受給事由消滅届』を旧居の市区町村役場に提出し、『児童手当認定請求書』を新居の市区町村役場に提出する。
必要書類
・印鑑(シヤチハタなどはNG)
・申請者(児童手当の受給者となる親)名義の普通預金通帳
・申請者の健康保険証
・所得課税証明書
●新居の近くの保育所(園)
引っ越したあと、子どもを保育所(園)へ預ける予定があるなら、できるだけ早く引っ越し先の自治体の保育課に問い合わせを。まずは空き状況について調べてもらいましょう。
認可保育園に入園できなかった場合も想定して、認可外保育園に通う場合の補助金の有無や金額なども調べておいた方が良いでしょう。

予防接種のスケジュールを立て直そう
それでは、引っ越しをしたあと、どのようなポイントに気をつけて予防接種のスケジュールを立て直せば良いのかみていきましょう。
(1)引っ越しの作業がひと段落してから予防接種を再開する
まず大原則は、「焦らず、引っ越しの作業がひと段落してから、予防接種を再開する」ということ。
予防接種を受けた赤ちゃんは、その直後に体調を崩してしまうことも少なくありません。引っ越し作業で、家の中が落ち着いていない状態で赤ちゃんが体調を崩せば、思い通りに看病できないこともあるでしょう。
そのため、できるだけ余裕をもって予防接種のスケジュールを立て直すことが大切です。
(2)役所で予防接種予診票を受け取る際、予防接種のスケジュールと種類を確認する
予防接種予診票を発行してもらう際、これから行われる予防接種のスケジュールと種類を確認しておくと、スケジュールを立てる作業がスムーズです。その際、これまでどの予防接種を受けたのか、しっかり把握しておくこと。
「どんな予防接種を受けたのか分からなくなってしまう」という場合は、スケジュール帳や予防接種の管理アプリなどを使ってみましょう。
(3)予防接種を受けるまでに制限があることも。焦らずに余裕をもったスケジュールを
ワクチンは一般的に、感染症の原因となるウイルスを薄めて体内にいれ、自己免疫力でその病気を治し、今後もかからないようにする、というもの。そのため、予防接種をしたあと、一時的に感染症を発症することがあります。
これをしっかり治してから次の予防接種を受けないと、効き目が正しく現れません。感染症が現れた場合は、速やかに医師の指示を仰ぐようにしてください。
また、ワクチンの種類によっては、異なった種類のワクチンを同時に接種することもできますが、その場合、効果や安全性を考慮して、次の期間をあけることになっています。詳しくは医師に確認しましょう。
・不活化ワクチン(四種混合、三種混合、不活化ポリオ、インフルエンザワクチンなど)のあと
1週間以上の間隔をあけて他の予防接種を受けてください。
・生ワクチン(BCG、麻しん風しん混合(MR)、おたふく、水痘ワクチンなど)のあと
4週間以上の間隔をあけて他の予防接種を受けてください。

赤ちゃんの健康を守るために! かかりつけ医の見つけ方
赤ちゃんは何かと体調を崩しやすいもの。そのため、いつでもすぐに診てもらえるかかりつけ医が必要です。しかし、なじみのない地域に引っ越した場合、いちからかかりつけ医を見つけるのは結構大変。そんなとき、どんなポイントに注意してかかりつけ医を選べば良いのでしょうか。
・交通の便が良く、駅から近い
赤ちゃんと一緒に出かけるため、通いやすいことが重要。電車やバスを使って出かける場合は、便数についても確認しておきましょう。
・夜間や休日にも対応してくれる
いざというときにもすぐに対応してもらえるのか、夜間や休日の対応についてもしっかりチェックしておきましょう。
・医師とのコミュニケーションが取りやすく、説明が丁寧
「不明なことや疑問に思うことなども、丁寧に回答してもらえるか?」など確認します。
最近は診療の時間外でもメールなどでやりとりをしてくれる医師も増えています。また人によっては、同性の医師の方が話しやすい」ということもあるでしょう。
・できれば小児専門医がいるクリニックを選ぶ
内科などの医師が小児科も診ているところもありますが、やはり小児科の医師がいると安心。病気以外の相談にものってもらいやすくなります。
赤ちゃんと一緒に行う初めての引っ越しは、慣れないことも多く、慌ててしまうシーンがあるかもしれません。しかし慌てずに落ち着いて、まずは、引っ越しに伴うさまざまな手続きの流れを把握。予防接種のスケジュールをしっかり把握し、引っ越し後、落ち着いてからスケジュールを再度組み立てましょう。
画像:PIXTA
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