引越し訪問見積もりは夜でもOK?所要時間や注意点、値引き交渉を成功させるためのポイントも解説
引越し業者を利用する際、訪問見積もりを依頼することで、正確な見積もり額を知ることができます。ところが毎日仕事で帰りが遅く、夜しか時間がとれない方も多いはず。夜間や平日夜でも訪問見積もりをしてくれる引越し業者はどこなのか、何時まで可能なのか…訪問見積もり時に値引き交渉するコツとあわせてご紹介します。
■目次
・引越し見積もりは夜でも可能?
・夜に訪問見積もりをするならここに注意!
・電話見積もりなら訪問見積もりより遅い時間にも対応
・訪問見積もり時の値引き交渉のポイント
・まとめ

引越し見積もりは夜でも可能?
訪問見積もりとは、引越し業者の営業担当者が自宅を訪問し、荷物量のほか、エレベーターの数や道幅など住まいの周辺環境をチェックした上で、正確な見積もり金額を算出してくれるサービスのこと。
訪問見積もりは、インターネットの一括見積もりサイトと違って、対応可能な時間が限られています。
訪問見積もりが可能なのは一般に夜7時まで
日中は忙しいため、夜に訪問見積もりを依頼したいという方も多いと思いますが、すべての引越し業者が夜間の訪問見積もりに対応しているわけではありません。大手引越し業者の例をご紹介しましょう。
引越し業者名 | 訪問見積もりが可能な時間帯 |
---|---|
アート引越センター | 朝8時〜夜7時 |
訪問見積もりの時間帯を朝8時から夜6時、遅くても7時までとしている引越し業者が多いようです。平日夜はいつも仕事で帰りが遅い場合などは、休日の訪問見積もりを検討するのがよいでしょう。
ただし、訪問見積もりの依頼は、平日よりも休日のほうが混み合う傾向があります。引越しの予定が決まったら、早めに依頼するのがよさそうです。
終わるのが夜遅くだと困る…訪問見積もりの所要時間は?
平日夜など、仕事から帰宅した後に訪問見積もりを依頼すると、作業が夜遅くにまで及ぶのではと心配な方も多いのではないでしょうか。引越し業者ごとの訪問見積もりにかかる時間は以下のとおりです。
引越し業者名 | 訪問見積もりの所要時間 |
---|---|
アート引越センター | 30~40分 |
日本通運 | 30分~1時間 |
訪問見積もりの所要時間は30分~1時間程度といったところのようです。家財量が多くなるほど、見積もりの算出に時間がかかる傾向があります。
ただし、あまり所要時間にこだわるのはおすすめできません。というのも、訪問見積もりは引っ越し業者に聞きたいことを聞く絶好の機会。
「ダンボールは何枚まで無料提供されるのか」「不用品の処分を依頼できるのか」など、余計に時間がかかったとしても、引越し業者の担当者に気になっていたことを直接相談しておくとよいでしょう。

夜に訪問見積もりをするならここに注意!
訪問見積もりでは、正確な見積もり額を算出するために、引越し業者は荷物量以外にもさまざまな点を確認します。
スムーズに作業を進めるために、通常の訪問見積もりでチェックされるポイントと、夜に訪問見積もりをする場合とくに注意したいポイントについてご紹介しましょう。
訪問見積もりでチェックされること
通常の訪問見積もりで、引っ越し業者の営業担当者が一般にチェックするポイントは以下のとおりです。
・荷物量
まずは引っ越し料金に大きく影響する荷物量が確認されます。部屋をきれいに片付けておく必要はありませんが、引っ越し前に処分を考えている不用品がある場合は、引越しの荷物と別にしておくとよいでしょう。実際の荷物量よりも高い見積もり額となるのを避けることができます。
・住まいの周辺環境
住まいの前に、引越しトラックが通れるくらいの幅の道路があるかどうか、ない場合は引っ越しスタッフがどの程度の距離を徒歩移動する必要があるかを確認します。引越しトラックを停車できる場所が住まいから遠い場合、スタッフの増員が必要となり、引越し見積もり額に影響します。
旧居だけでなく、新居についても同様の情報が必要です。訪問見積もり前に、新居の周辺環境を確認しておくのが理想的です。
・エレベーターの有無(集合住宅の場合)
集合住宅の場合は、エレベーターの有無もチェックします。3階以上の部屋の引越しでエレベーターがない場合、「高層加算」という追加料金が発生するからです。
また、集合住宅によっては、入居している方の不便とならないよう、時間帯によってエレベーターの利用に制限がかかる場合があります。旧居・新居ともに事前確認しておくとよいでしょう。
・オプションサービスの提案
エアコンの取り外しや設置、ピアノなど特別な輸送の手配が必要な場合、オプションサービスが提案されます。荷物が多い場合など、梱包作業をサポートするオプションサービスを提案してくれるケースもあります。
夜の訪問見積もりの場合に注意すること
日中であれば営業担当者がすぐにチェックできることでも、夜の訪問見積もりでは、確認が難しいこともあります。
例えば、住まいの周辺環境を夜にきちんと把握するのが難しいケースは少なくありません。懸念材料がある場合は、明るいうちに写真を撮影しておくと正確な見積もりに役立ちます。
また、夜遅い時間の場合、搬出・搬入などに関するルールについて、大家さんや管理会社に電話して確認することもできません。事前に連絡し、営業担当者に伝えられるようにしておくとよいでしょう。

電話見積もりなら訪問見積もりより遅い時間にも対応
単身者や荷物が少ない場合など、引越しの条件によっては電話による見積もりを利用する手もあります。訪問見積もりより遅い時間に対応しているので、どうしても平日夜遅くにしか時間がとれないという場合は、検討してみてください。
電話による引越し見積もりに対応している引越し業者の例として、以下のものが挙げられます。
引越し業者名 | 対応可能時間 | 電話見積もりの条件 |
---|---|---|
日本通運 | 朝8時〜夜8時 | 単身の引越しで荷物の量が少ない等の条件によっては、お電話による見積もりが可能 |
アート引越センター | 朝8時〜夜8時 | 家財の少ない引越の場合は電話やメールによる見積りが可能 |
アーク引越センター | 朝8時〜夜10時 | フリーダイヤルからの見積りがある |
アリさんマークの引越社 | 朝7時〜夜8時 | ミニ引越しプランのお客様や訪問することが難しい地域のお客様は、電話での見積りが出来る場合もある |
訪問見積もりは遅くても夜7時までとしている引越し業者が多いなか、電話見積もりであれば、最も遅いケースで夜8時30分まで対応している引越し業者もあります。ただし、どの引越し業者も荷物の量に条件を設けている点には注意が必要です。

訪問見積もり時の値引き交渉のポイント
引越し代を抑えるための、値引き交渉のポイントについてまとめました。
第一希望の業者の訪問見積もりは最後に
値引き交渉の重要なポイントとなるのが、訪問見積もりを依頼する順番です。複数の引越し業者から訪問見積もりをとる場合、第一希望の引越し業者の見積もりは最後にとるようにしましょう。
見積もり額を提示された際、他社の見積もり額を値引きのための材料として利用できるため、第一希望の引越し業者から最も安い見積もり額を引き出せる可能性が高くなるからです。
引越しの日時をなるべく指定しない
できる限り引越し業者の予定に合わせて引越しのスケジュールを組むのもおすすめです。引越しの日時を指定しないことで、引越し業者の空いている時間に作業予定を入れてもらいやすくなり、結果的に料金を抑えることができる場合があります。

まとめ
すべての引越し業者が夜の訪問見積もりに対応してくれるわけではありません。まずは一括見積もりを利用し、料金や条件面に合う引越し業者を探し出し、効率的に進めるのがよいでしょう。
画像:PIXTA
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