引越し時のプロバイダ変更は早めが吉
引越しに当たって行うべき作業は多くある。なかでも電気やガス、水道、電話、インターネットなどインフラに関する手続きは重要だ。それぞれに連絡する場所が違うため、一括で終わらせることができず煩わしい作業でもあるが、引越し当日からスムーズに使えるようにするためには早めの対策が望まれる。今回はつい忘れてしまいがちなプロバイダ変更の方法について紹介する。

プロバイダ変更は1カ月前から
プロバイダへの住所変更の連絡は引越しが決まったならばすぐに申し込むと良いだろう。目安としては1カ月前である。インターネットの回線工事にかかる時間は約2週間程度といわれている。しかし、土日と重なったり、特に引越しが集中するシーズンだったりすれば、作業が後回しにされてしまうこともある。現在では3連休など、まとまった休みも増えている。余裕をもって1カ月程度かかると見ておいたほうがいいだろう。
さらに、光ファイバーケーブルなどを使用してインターネットを利用している場合は、引越し先の物件が対応しているかどうかも確認する必要がある。もし対応していない場合は、別途工事が必要となることもある。新築、築浅の物件だとしても必ずしも対応しているとは限らないため、注意が必要である。工事が必要な場合、賃貸物件の場合は管理者の許可が必要な場合もあるので、きちんと確認をとってから進めるようにしよう。工事の際に立ち会いが必要なケースもあるので、詳細や不明点はプロバイダに問い合わせるとよい。
プロバイダは、引越し先の物件が取り扱っているインターネットプロバイダを利用するとお得な場合がある。ケーブルテレビが引かれていてインターネットに対応している場合もあるからだ。そのため、早めの情報収集をおすすめする。
現在のプロバイダをそのまま使う場合でも、改めて料金プランを見なおしたりする時間も生まれる。使っていないオプションを解約するといったこともできるだろう。賢い利用法を、引越しを機会に確かめてみるのも良いだろう。

引越し当日から使えないと不便
インターネットは、今や日常生活に深く浸透している。引越し当日に、近所にどのような飲食店があるのか、大きなスーパーがどこにあるのかといった情報を手に入れるにはインターネットがとても役立つものになる。
このような状況から、引越し当日にネットにつながらないと、とても不便を感じることになるだろう。自宅でネットがつながらないために、Wi-Fiを探して街をさまよい歩くといったことになってしまわないように、対応は早めに行えるようにしておきたい。

やるべきことを書き出そう
インターネットのプロバイダの変更や、電話回線の変更手続きというのは引越しの作業を行うに当たってつい後回しにしてしまいがちな作業だ。しかし、最も時間がかかる作業の一つでもある。引越した後に困らないよう、事前の準備が必要だ。
引越しを行う際には、やるべき作業を紙や携帯電話のメモ帳などに書き出して、忘れないようにチェックしていくと良いだろう。
掲載: 2014年7月30日 写真: Ingram Publishing / Thinkstock
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