引越し見積もり書の見方を押さえよう
最終更新日 2020年07月09日
引越し会社に訪問見積もりを依頼した場合、見積書が作成されます。引越しをトラブルなく終わらせるためには、見積書のチェックが欠かせません。なぜ、見積書が重要なのか、また注意するべきポイントについてまとめてみました。

見積書はなぜ重要なの?
引越し会社に見積を依頼すると、通常、今の住まいでの下見が行なわれ、荷物量や作業量を把握したうえで、見積書が作成されます。契約書には、詳細な作業内容は書かれないことが多く、見積もりに基づいた内容とされることがほとんどです。つまり、多くのケースでは「見積書の記載内容=依頼内容」となるのです。
そして、引越し会社では見積書に書かれている内容をもとに、当日作業を行うスタッフへ向けた作業指示書が作成されます。見積もりの担当者と口頭で約束した内容であっても、見積書に書かれていなければ、作業指示書には反映されないことが想定されます。
見積もりの担当者が「サービスしますよ」といった内容は、見積書に明記してもらわなければ、口約束を証明する手段はありません。依頼する作業内容は、見積書に明記してもらうことが大切です。

これだけは押さえておきたい引越し見積書の見方
見積書を受け取ったら、まずは引越し会社の会社名、住所、電話番号、担当者名が記載されているか確認しましょう。見積書の内容に認識の相違があった場合など、担当者が分かっているとスムーズです。日程は日付だけではなく、作業の開始時刻まで明記されていると、遅延によるトラブルを防げます。住所は現在の住まいの住所と新居の住所、階数やエレベーターの有無などの住居形態が合っているかチェックします。
作業内容は主に、梱包や開梱、家具の組み立て作業の有無を確認しましょう。エアコンの脱着などの付帯サービスは、当日急に追加で依頼することは難しいので、必要であれば見積もりに入れてもらうようにします。梱包資材の無料サービスがあれば、明記してもらいましょう。また、引越し料金とともに、支払い方法についても確認しておくようにしましょう。

見積書で注意したいポイント
見積もり内容よりも、申告した荷物量が多いと積み込みきれず、トラックの追加手配による追加料金が発生したり、マイカーなどで自分で運んだりする必要が生じます。訪問見積もりを依頼しない場合に、起こりがちなトラブルです。しかし、依頼者側の問題では、下見の際に処分するといった家具を処分していない、屋外の荷物を忘れているといったケースもみられます。引越し費用を抑えようと、荷物を過少申告すると、余計な料金や手間が発生することがありますので、注意しましょう。
また、引越しを予定していても、引越しを延期せざるを得ないケースもあります。キャンセル料はいつから発生するのか、裏面などに記載されていますので、確認しておきましょう。
掲載: 2015年11月18日 写真: PIXTA
引越し対応エリアから探す
現住所(現在の住居)の都道府県をクリックしてください。
SUUMO引越し見積もりでは、各都道府県の住みたい街ランキングを確認できます。
いま住んでいる街や住みたい街の情報をチェックして、引越しに役立てよう!
北海道・東北 | |
---|---|
関東 | |
北陸・甲信越 | |
中部 | |
関西 | |
中国 | |
四国 | |
九州・沖縄 |