荷物を搬入する前に新居をキレイに! チェックすべきポイントと掃除のコツ

荷物を搬入する前に新居をキレイに! チェックすべきポイントと掃除のコツ

引越しが決まったら、搬入の前に新居のお掃除に行きましょう。チェックしておくべきポイントや、掃除のコツ、必要な道具などについて、ハウスクリーニング専門店「おそうじ本舗」を運営する長谷川興産の尾崎さんに聞きました。 

キレイに見えても実は…。新居の汚れをくまなく調べよう

――引越しをする前の新居で、最初にチェックすべきことは何でしょう?
「まず、お部屋に入った瞬間の『におい』です。下水のようなにおいがする場合は、長い間空き室になっていた可能性があります。3~4カ月空いていると、洗濯槽やキッチン、浴室などの排水トラップが干上がってしまいます。

この『トラップ』というのは、普段は排水口から虫が入ってきたりにおいが上がってきたりしないように常に水をためているところ。しかし、水がなくなってしまうとそこからにおいが上がってきて、部屋の中にこもってしまうんです。また、トラップの水がないと虫も入り放題なので、いろんなところに虫が潜んでいる可能性が十分あります。

もし新居が下水くさいと感じたら換気をして、害虫駆除用のくん煙剤をたくなど、しっかり害虫駆除してからでないと入居はおすすめしません(お部屋のにおいについては、『荷ほどきの前のひと手間で快適度UP! 引越し後のお掃除ポイント』でもくわしく解説しています)。

また、長期間空室になっていると、たとえ何も荷物がなくても自然とホコリがつもっていたりします。前の住人の退去後にクリーニングがされているのは大前提ですが、いつやったかまでは分からないので安心してはいけません」

——掃除の状態を知る方法はありますか?
「キッチンの引き出しや戸棚を開けて、ヘリの部分を指でなでてみてください。つり戸棚なども必ず掃除はするはずなので、そこにホコリがたまっていたら清掃会社が入っていない、もしくは管理人さんが簡単に掃除しただけ、という可能性もあります。つまりは掃除が不十分だということです。例えば、前の住人の居住期間が短かった場合や、部屋をキレイに使っていた場合なんかは、クリーニング代を節約するために管理人さんなどが自分で掃除することがあります。ドアの上などもチェックしてみると、きちんと清掃されているかどうかが分かると思いますよ」

一見、キレイに見えても新築でない限りは、必ず前に誰かが住んでいた部屋。意外なところに汚れが潜んでいることも……。しかし、改めて自分で掃除してみればそんな不安も取り除くことができるほか、お部屋の弱点(どこにホコリがたまりやすいかなど)について知ることもできます。そんな点からも、やはり入居前のお掃除は大事なんですね! 

ココは要注意! 入居前のお掃除ポイント6つ

それでは、尾崎さんに具体的なお部屋の場所の掃除のコツと、手順について聞いていきましょう。

・玄関ドア、トイレの便座などの掃除のコツ
「手や体が直接触れるところというのは、入居して住み始める前にキレイにしておいたほうが気持ちもいいものですよね。便座を上げてチェックしたり、自分で掃除できるところはやっておいたほうがいいでしょう。電気のスイッチなんかも軽く拭いておくのがいいと思います」

・換気扇の掃除のコツ
「フィルターの部分はきれいになっていても、中が汚いままだったりすることはあります。クリーニング業者は換気扇の清掃はもちろんしますが、どこまでやるかは実は会社や管理会社との契約によって基準が異なります。分解して中身までピカピカにしてくれる業者もいれば、外側だけきれいにして中はまったく触らず……ということもあります。フィルターをはずしたときに中がべっとり汚れていたりしたら掃除の必要アリです」

・エアコンの掃除のコツ
「最近は管理会社でも入居者からクレームを受けることが多いようで、クリーニングに入ることが増えました。前の住人がタバコを吸っていたりすると、エアコンの中がヤニで汚れていることも考えられます。そうなると、エアコンを使っているときにタバコのにおいがエアコンから流れてくることも……。チェックしてほしいのは、まずエアコンのフィルターをはずして、その奥にあるアルミ製のフィン部分です。
普通はキレイなシルバーなのですが、そこにホコリがびっしりついていたり、茶色く汚れていたりしたらクリーニングをしていない証拠。その次に吹き出し口(ルーバー…上下に動いて風向きをコントロールするところ)から中をのぞき込んだときに、黒い点々が見えるときがあります。これはカビで、あったらかなりの危険信号! 本当は管理会社にクリーニングをお願いするのが一番なんですが、なかなか対応してもらえなかったりするようで、弊社に依頼がくることがありますね。

エアコンに関しては自分でできるのはフィルターと吹き出し口を拭くことくらい。内部は分解が必要なため、事故の原因になることもありますし、室内を水浸しにしてしまうリスクもあるのでプロに頼むのが無難だと思います」

・浴室の掃除のコツ
「浴槽には“エプロン”というパネルのようなものがついていて、これは実は手で外せることがあります。もし外してみて中にカビが生えていたら、入居する前の段階でキレイにしておきたいところ。見える範囲は自分でできることも多いですが、浴槽の裏側など見えないところにも生えていることがあるので、気になる場合は業者に頼んで高圧洗浄機などを使ってきれいにしてもらったほうがいいでしょう」

・床の掃除のコツ
「長期間空き室だった部屋などには、ホコリがたまっていたりしますので、荷物を搬入する前に雑巾やフロア用の掃除シートなどによる拭き掃除をオススメします。仕上げには乾拭きしましょう。特に気をつけたいのは部屋の隅で、掃除機や雑巾だけでは隅にたまったホコリがとれません。そんなときはいらなくなったカード(クレジットカードなどのプラスチック製のもの)を切って軽くこするといいですよ。ちなみにこのカードはシール跡やこびりついた汚れにも有効です。水にぬらしてこすると簡単にとれますよ」

・窓の掃除のコツ
「曇りや汚れが気になったら拭いておきしょう。カーテンを付けてしまうと、拭いたりするのも手間がかかるので、カーテンをまだ付けていない入居前のタイミングがよいと思います」

引越し前の一手間で新生活を快適に!

——入居前に掃除を済ませておくべき、一番の理由とは何でしょうか。
「汚れやトラブルに気づかないまま入居してしまうと、後で大変です。私も経験がありますが、一般のご家庭を掃除したときに、浴槽の“エプロン”をはずしたらカビがびっしり……なんてこともありました。普段見ないところこそ、この機会にチェックしておくべき。搬入してしまってからだと、業者に依頼するとしても家具や荷物の養生が必要になって見積もりも上がってしまうので、搬入前の何も入れていない状態がベストです」


引越しをする前の家具のないときこそ、徹底的に掃除をするチャンス。プロのアドバイスを参考にして、快適な新生活を始めましょう!

●取材協力:おそうじ本舗
換気扇やエアコンなどの家電から、浴室やキッチンなどお部屋全般までさまざまなお掃除を請け負うプロ集団。とってもお得な「引越し時のまるごとクリーニング」などプランも多彩で、全国47都道府県に対応。http://www.osoujihonpo.com/


掲載:2016年12月25日
写真:PIXTA

準備の記事
よく読まれている記事

引越し対応エリアから探す

現住所(現在の住居)の都道府県をクリックしてください。
SUUMO引越し見積もりでは、各都道府県の住みたい街ランキングを確認できます。
いま住んでいる街や住みたい街の情報をチェックして、引越しに役立てよう!

口コミ20,934件から、引越しの平均・最小・最大料金を表示!
  •  引越し時期
  •  引越し先
  •  引越し人数
平均
33,942 円
 

※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。

↑ページの先頭へ戻る

簡単操作で安心・信頼の引っ越し会社へ無料で一括見積り依頼!引越し情報をお探しの方は、【SUUMO(スーモ)引越し見積もり】で。気になる引越し料金の一括比較も簡単。全国から厳選された会社からじっくり引越しについて比較ができます。

引っ越し前日や当日にやることをまとめた読み物や、引越し手続きのポイント、引越し手順やイロハ、荷造りや家財道具のチェックリストに関連用語集に至るまで引越に関するお役立ち情報も充実しているから引越し準備も安心。引っ越しの見積もりをお考えなら当サイトへおまかせください!

あなたの引越しを見積もってみよう!
あなたの引越し料金を調べる