遠方への引越し。かさばる大型家具や家電は処分したほうがお得?

遠方への引越し。かさばる大型家具や家電は処分したほうがお得?

転勤や進学・就職などで、現在住んでいる街を離れて遠方へ引越すことになった場合、気になるのが引越しにかかる費用。引越し料金は荷物の量と移動距離によって変動するため、できるだけ荷物を減らして料金を抑えたいですよね。もしかして、家具や家電を処分して新居で新たに購入したほうがお得なのかも……? そんな疑問を、ハート引越センター、そして不用品買取業者である「出張買取24時」にぶつけてみました!

荷物の量によって料金は変わる?

単身者の場合、引越しにかかる料金の相場は以下のとおり。(500km以上の遠距離地方への引越し)
【500km以上の遠距離地方への引越しで、荷物が多い】
・繁忙期(2~4月)…11万1650円
・通常期(5~1月)…9万6128円
繁忙期にはなんと10万円を超えてしまいます。通常期であっても、10万円近い費用がかかるんですね。同一都道府県内(50km未満)では通常期で4万5379円、繁忙期でも5万8198円であることを考えると、やはり移動距離は料金に大きくかかわってきそうです。

では、荷物の量ではどうでしょうか?

【500km以上の遠距離地方への引越しで、荷物が少ない】
・繁忙期(2~4月)…6万7202円
・通常期(5~1月)…6万1483円

なんと、荷物が少ない場合であれば繁忙期でも7万円をきるという結果に。引越し先を選べないのであれば、荷物をできるだけコンパクトにして引越すのがよさそうですね。

大型家具や家電は処分したほうが得?

それでは、どのようなものを荷物から削って荷物を減らすのがよいのでしょうか? 手をつけやすいのは本や洋服など、数の多いものですが、これらはダンボールに詰める荷物なので、もちろん減らせばダンボールの数は減りますが、数箱減ったからといって、料金が格段に下がる! ということもないようです。
となると、大型の家具を減らして最小限の荷物だけを新居へ持っていくのがよいのでしょうか。ハート引越センターによると、「処分をすればもちろんお運びする家財は減りますが、新調するコストを考えると何もかも捨ててしまうのはおすすめできません。引越しの料金は、お運びする全ての家財の量と距離をベースに設定しています。大型家具や家電はその一部でしかないため、新しく購入する費用のほうが当然高くなります」とのこと。大型家財を減らしても、結局は新調するコストのほうがかかってしまうということです。
「ただし、引越しのタイミングに合わせて、古くなっていた家電を買い替えるとか、ベッドやソファを新調しようということであれば、今あるものは旧住所で処分してしまうほうが、お運びする家財の量が減るのでオススメです。引越し前にしっかりと“いる”“いらない”を仕分けし、無駄に新居に運ばないようにできるかどうかが、料金を抑えるポイントになるのではないでしょうか」(ハート引越センター)

不要な家具などの処分をしよう

荷物を減らす目的や、買い替えなどで不要な家具・家電がでたときには、処分が必要。どのような方法があるのでしょうか?

・引越し業者に引き取ってもらう
引越し業者に引き取りを依頼するメリットは、引越しの当日にまとめて処分をお願いできること。買い取りをしてもらえる場合もありますが、家電は新しいもの、家具はきれいなものに限られるなど、必ず買い取ってもらえるというわけではないので注意が必要です。別の業者を自分で依頼しなくても、引越しと不用品回収をしてもらえるので、手間を省くことができます。見積もり時に「不用品があるので回収を頼みたい」と相談しておくと親切です。

・リサイクル業者に回収を依頼する
もうひとつは、リサイクルショップなどの業者に依頼して処分するという方法。買い取りを行っているところも多く、価値のあるものは高く買い取ってもらえることも。引越し業者とは異なる業者に依頼することになるため、新たにスケジュールを組む必要があります。

大型の家具や家電は、自分でごみ収集所に出すのもひと苦労。専門の業者にお願いできるとなればありがたいですよね。あらかじめ処分するものを決めておき、まとめて引き取ってもらうのがよさそうです。

リサイクル業者に不用品を買い取ってもらうには

引越し業者の買い取りサービスも含め、何でも買い取ってもらえるというわけではありません。リサイクルする(もう一度売る)価値があるからこそ、お金を出して買い取ってもらえるということは忘れないようにしたいものです。
関東地方を中心に不用品の買い取りを行っている「出張買取24時」では、引越しの増える3~4月が繁忙期。この時期には、1日に30~50件もの買い取りを行っているのだとか。買い取りの依頼方法などについて教えてもらいました。
「電話かインターネットで問い合わせを受け付けています。電話だとその場でどのようなものがあるのか(冷蔵庫、テレビ、食器棚などの情報で大丈夫ですが、可能であればモデル名や品番が分かるとベスト)、どれくらいあるのかをお聞きします。そこでおおよその買い取り金額を提示し、OKなら実際にお客様のところにうかがうために希望の日程やご住所をお聞きします」
買い取り依頼のあった品物について詳しく聞くのは、それがどんな商品で、市場での価値を知りたいからとのこと。問い合わせをする前に、品番などを控えておくとスムーズにできそうですね。
実際に買い取ってもらえるものはどんなものでしょうか?
「洗濯機や冷蔵庫など、家電は製造から5~6年がひとつの目安。家具は、購入から1~2年でキレイなものであれば買い取りできます。量販店で販売されている家具や組み立て式の家具などは、基本的に買い取りではなく引き取りになってしまいます。また、布張りのソファなどだと汚れが染み付いていることも多く、お引き取りするだけになってしまうことも。ただし、有名メーカーの家具や食器棚など、中古市場で人気の商品なども存在するので、不要なものがあれば一度はご連絡いただきたいです」
製造から6年以上経過した家電は市場での人気も低下しているため、買い取り価格もダウン。反対に、人気メーカーの最新モデルのタブレット端末、パソコンなどは市場でも人気が高いため、市場での取引価格の8割ほどで買い取ってもらえることもあるそうです。

「もし製造年数の過ぎた家電など、買い取り対象外のものであっても、他のものがあればまとめて買い取れる場合もあります。不要なものはできるだけまとめて依頼いただくと、お値段がつきやすいと思います」というアドバイスもありました。

ちなみに、査定額をアップするコツはあるのでしょうか? こちらも教えてもらいました。
・きれいに使っていること
リサイクル商品として販売するには、商品をキレイにする必要があります。液晶画面が割れている、戸棚のガラスが割れている、目立つ傷がある、といったマイナスポイントはそのまま修繕に必要なコストアップにつながってしまうため、避けられる傾向が。多少使用感があるのはOKですが、できるだけキレイな状態で保管しておきましょう。

・説明書や箱がそろっていること
家電などは、買ってきたときの状態により近いほうがベター。説明書やパーツ、ケーブル、箱がついていればさらに高評価になります。

・タバコによる汚れやにおいがない
タバコのにおいは家具やインテリアに染み込みやすく、またエアコンなどは内部にまで汚れが付着してしまうことも。もちろん清掃のコストがかかるため、その分査定は低くなってしまいます。タバコを吸う人がいる家庭などは、臭いやヤニの付着に気を配りましょう。

ほかに、直接の査定にはかかわりはありませんが、売りたいものが動かしやすいように室内を整理しておくことも大切。引き取ってもらうにも、部屋が散らかっていて運び出せないという事態は避けたいですね。

引越しは家具・家電の新調チャンス。必要に応じて買い替えよう

引越しの際、家具や家電を処分して荷物を減らして料金を浮かせるという方法をまとめてきましたが、引越し料金の相場から考えると、買いかえの必要なものを1~2点程度(引越し料金の差額まで)、というのが無難なようです。
また、転勤や進学など、期間の決まった入居であることが分かっているなら、家具や家電はレンタルという方法も。現在ではリサイクル家具や家電をリースしている引越し業者もあり、そうした方法で必要なものを調達するのもひとつの手かもしれません。
何かとスペースをとる大型の家具や家電。引越しの際に思いきって手放してしまい、身軽に引越すのもいいかもしれませんね。

取材協力
ハート引越センター http://www.hikkoshi8100.com/
リサイクルショップ 出張買取24時

掲載:2017年4月10日
写真:PIXTA

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